卓上で「せんべろ」を完結できるライソン「せんべろメーカー」で家飲みをもっと楽しく!
大勢での飲み会はおろか、「仕事帰りにちょっと1杯」でさえもはばかられる昨今。かくいう筆者もお酒の席がめっきり減ってしまい、近ごろはもっぱら自宅でひとり“家飲み”である。こうしたどうにも歯がゆい日々を応援するべく、生活家電などを手がけるライソンから発売されたのが、1台でおでん、焼き鳥、炙り、熱燗などが楽しめる電気調理器「せんべろメーカー KDGC-005B」。少しでも楽しく、おいしくお酒を飲んでほしいという思いが込められた、家飲み派必見のアイテムだ。
1台で「せんべろ」が楽しめるアイデア製品
「せんべろ」とは、「1000円でべろべろに酔えるほど安く飲める」という意味。ここ数年ですっかり定着した言葉で、「せんべろセット」などのメニューを居酒屋で見かけたことのある人も多いだろう。
ライソンの「せんべろメーカー」は、そんな「せんべろ」を自宅で楽しめるアイテム。食材を温めるためのヒーター棒を中心に、焼き鳥網、炙り網、おでん鍋、熱燗鍋、とっくり、おちょこがワンセットになっており、本体のヒーター棒の上方に網や鍋をセットすることで、熱燗はもちろん、焼き鳥、するめやエイヒレ、熱々のおでんを1台で楽しめるという製品である。
腰を下ろしたまま、“ダラダラ”飲める幸せ
何がうれしいかと言えば、「せんべろメーカー」があればキッチンとリビングダイニングを往復することなく、また火を使うこともなく、卓上で家飲みを完結できることだ。燗をつけたり、料理を温めたり、食材を軽く炙ったり。その度によいしょと腰を上げてキッチンに向かうのはおっくうだし、“べろべろ”に酔っぱらってからは腰を上げることさえままならない(かもしれない)。
その点、「せんべろメーカー」があればテレビの前の特等席に籠城でき、心ゆくまで家飲みを楽しめる。要するに、あくせく動きまわることなく、終始“ダラダラ”できるのだ。
燗の細かい温度調節ができない点や、焼き鳥、おでんを調理中には燗をつけられない点は少し残念だが、細かいことは気にしないのが「せんべろ」の流儀(かもしれない)。そこは豪放磊落(ごうほうらいらく)に、「かまわんかまわん」と大目に見ようではないか。とにもかくにも、「せんべろメーカー」のおかげで家飲みを満喫できるのは間違いないのだから。
焼き物やおでんは温かさをキープしながら楽しめる!
続いて、スーパーで買ってきた焼き鳥とおでんを温めてみる。焼き鳥やおでんは、「せんべろメーカー」で生の状態から焼いたり煮込んだりするというより、買ってきたものや作り置きを温め直して、その温かさをキープしながら楽しむという用途が適しているだろう。
家飲みをもっと楽しく。そのメッセージが心に染みる
卓上で熱燗をつけながら、炙ったするめや熱々の焼き鳥やおでんをつまむ。まさに至福の時間だ。「せんべろメーカー」なら、ひとり飲みでカセットコンロやホットプレートを出すほどではないというシーンでも、気軽に使用できる。ひとつひとつのパーツがコンパクトなので、お手入れがしやすいのもうれしい。
出口の見えないトンネルをおそるおそる進むような、そんな日々が続いている。しかしだからこそ、「せんべろメーカー」のようなアイテムを活用しながら、少しでも毎日を楽しく過ごせたらと思う。そのアイデアや使い勝手のよさに感心したのもちろんだが、何と言っても、“せんべろメーカー”という直球ど真ん中のネーミングが素晴らしい。下を向きがちな日々のなかで、ほんの少しだけれど、そのネーミングにクスッと笑い、ほっこりした気持ちになれたのは筆者だけではないはずだ。