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上越総合病院新棟で新潟労災病院の透析患者受け入れ

上越妙高タウン情報

医師不足が続く新潟労災病院で透析治療をしていた患者の受け入れが、4月1日(月)から上越総合病院で始まりました。上越総合病院では新潟労災病院が休止していた夜間透析も週に3回行っています。

新潟労災病院は医師不足で透析治療を続けることが難しくなったため、上越総合病院が透析患者63人を4月1日(月)から受け入れました。

これに合わせ、上越総合病院の駐車場だった敷地に透析医療専用の建物が新しく造られました。

建物は鉄筋コンクリートの2階建てで、1階は診察室など、2階は透析治療の設備とベッドが70床あります。ベッドは40床増やしました。ここでは新潟労災病院が休止していた夜の透析も週に3回行っています。

上越総合病院事務部 吉原知則 課長
「上越総合病院から(労災病院に)医師を派遣。透析の診療をしていた。患者の状態もよく分かっている。患者も安心している。医師もスムーズに診療を行っている」

またスタッフの数を増やしました。透析の設備を扱う臨床工学技士は3人増え10人に、看護師は11人増えて26人になりました。看護師の一部は新潟労災病院から移りました。

透析医療専用の建物ではこれまで上越総合病院で治療を受けていた患者101人も利用します。

新潟労災病院は25年度中に閉院し、医療機能を上越総合病院が県立中央病院など、市内6つの病院に移して再編することになっています。

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