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【ユニクロ×産婦人科医・高尾美穂先生】「思春期のブラはいつから?」相談相手にAIを活用する子も

ママスタセレクト

小学校高学年頃になると、胸のふくらみや生理など、女の子の体にはさまざまな変化が起こります。そんなとき「思春期の娘に、胸の変化や生理のことなど、体のことをどう伝えたらいい?」と、悩むママも多いのかもしれません。

ユニクロでは、ファーストブラが4年ぶりにリニューアルしたことを記念して、産婦人科医・高尾美穂先生と、ユニクロ グローバル商品本部部長・松﨑里美さんを招き、思春期の女の子の体の変化や親子のコミュニケーションについてトークセッションが行われました。そこで紹介されたアンケート結果から、ママには言わない思春期の女の子たちの本音が見えてきました。

思春期の女の子の体の変化はいつから始まる?

これまで「胸の成長は身長140cm前後から」と考えられてきました。しかし、ユニクロが社外の専門機関と連携し、日本国内・海外あわせて約7,000人分の成長データを分析したところ、実際にはそれより1年ほど早く、胸がふくらみ始めているケースが増えていることがわかりました。

思春期の女の子の体の変化は、母親が思っているよりも思いのほか早く始まっているようです。子どもによっては、小学校中高学年頃から体の変化が始まることも珍しくありません。

ママとしては「まだ早いかな」と思っていても、子ども自身はすでに体の変化を感じているのかもしれませんね。

母親の8割が「子どもは自分に相談する」。実際には……?

ユニクロの独自アンケート調査結果によると、母親の約8割が「子どもは体の変化について自分に相談してくれると思う」と回答。子どもたちの本音はどうでしょうか?

子どもに、「胸の変化について誰に相談したり調べたりしたいか」と聞いたところ、

・お母さん 37% ・相談したいと思わない 37% ・ChatGPTなどの生成AI 21% ・友だち 14%

という結果になりました。

母親としては「娘は自分に相談するはず」と思っていても、実際に相談したいと考えている子どもは4割弱。さらに生成AIが相談相手の選択肢に入っているという結果に。「娘は自分よりもAIを頼りにしている!?」と、少し複雑な気持ちになる人もいるかもしれませんね。

『お母さんは、娘が自分に相談してくれると思っている一方で、実際には相談しない子どもも多いという結果でした。この結果について先生はどう思われますか?』(ユニクロ・松﨑里美さん<以下、松﨑さん>)

『母親は子どもとの関係が信頼で成り立っていると思っていますし、それは間違いないと思います。ただ、今の子どもたちは、まずフラットな情報を自分で調べたいという気持ちもあります。AIに相談するというのも、今の時代らしい結果だと思いますね。親が伝えられることと、子どもが知りたい情報、その両方があっていいと思います』(高尾美穂先生<以下、高尾先生>)

思春期の子どもに必要なのは、正しい情報とともに、安心して話せる親の存在なのかもしれません。

思春期の娘が気にしているのは胸の成長より周りの目

『胸の変化について、子どもたちはどんなことを不安に感じているのでしょうか?』(ユニクロ・松﨑さん)

『体の変化そのものよりも、周りの目を気にする子どもは多いですね。体操服に着替えるときや、服の上から目立たないかなど、日常生活の中での不安が大きいと思います。母親が思っている不安と、子どもが感じている不安は少し違うことも多いですね』(高尾美穂先生)

思春期の女の子たちは、胸のふくらみについてどんなことを気にしているのでしょうか。

アンケートでは、 ・体操服やTシャツを着たときに胸の形が出るのが気になる ・下着やブラジャーが透けていないか気になる ・友だちと比べて目立ちたくない ・胸のふくらみが服の上から目立ちそうで気になる

などの回答がありました。

「胸が大きくなることがうれしい」というよりも、「目立ちたくない」「見られたくない」「友だちと違うのが不安」という気持ちの方が大きいかもしれません。

ファーストブラはいつから?初めてのブラ選びで悩むこと

初めてブラジャーやカップ付きインナーを買いに行くとした場合の気持ちについて、子どもたちに聞いたアンケートによると

・自分に合うものがわからない ・お母さんと一緒に選びたい ・みんなは何をつけているのか知りたい ・お母さんに選んでほしい

という結果でした。

『初めてブラジャーを選ぶタイミングについて、先生はどうお考えですか?』(ユニクロ・松﨑さん)

『ブラジャーは安心して生活するためのものでもあります。母親が一緒に選んであげることも、子どもにとっては安心につながると思います。ファーストブラを一緒に選ぶことで、自分を大切にするきっかけになるといいですね』(高尾先生)

思春期になると親に相談しなくなるように見えても、実は「一緒に選びたい」「どうしたらいいかわからない」と思っている子どもも多いようです。ブラジャー選びは少し恥ずかしい話題に感じるかもしれませんが、親子で思春期の体の変化を話すきっかけになるのかもしれません。

思春期の体の変化は親子で話す準備期間

高尾先生によると、胸のふくらみは体の成長の大切なサインだといいます。

『子どもから大人へと体が変化していく過程を第二次性徴といいます。女の子にとって、一番わかりやすいのは生理ですが、生理よりも前に胸がふくらみ始めることが多いんです。胸の変化に気づいたら、これから体にどんな変化が起きていくのかを伝えていく準備期間が始まった、と母親は考えるといいと思います』(高尾先生)

体の変化は戸惑うこともありますが、「学校で着替えるとき気にならない?」「どんな下着がいい?」「友だちはもうつけてる?」そんな日常の会話のなかから、子どもの不安や気持ちが見えてくることもありそうですね。

ファーストブラは体と心を守る最初の一枚

思春期は、体も心も大きく変化する時期。子どもにとっては、体の変化に戸惑ったり、周囲の目が気になるときでもあります。また友だちとの違いに不安を感じることも。

ファーストブラは、ただ単に「下着を選ぶ」ということだけでなく、

・自分の体を大切にする ・自分の体を守る ・自分で選ぶ ・親と話す

という、成長の過程で大切な経験につながるものかもしれませんね。

(編集後記) 思春期の女の子の体の変化は、ママにとっても子どもにとっても戸惑うことがあります。しかしファーストブラについて話したり、一緒に選んだりする時間が、親子で体のことや成長について話す、ちょうどいいきっかけになるのかもしれません。 思春期に大切なことは、情報をたくさん知ることよりも親子の関係性なのかもしれませんね。そんなことを考えさせられる機会でした。


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