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コナカは赤字脱却になるか 第3四半期累計では9600万円の最終赤字

セブツー

「スーツセレクト(SUIT SELECT)」や「ディファレンス(DIFFERENCE)」などを手掛けるコナカは8月14日、2024年9月期の第3四半期決算(累計)を発表した。売上高は504億1200万円(前年同期比4.4%減)、営業利益は5億3100万円(同29.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9600万円の赤字(前年は8億5100万円の純利益)だった。前期は通期での最終損益が1億6100万円の赤字だったが、今期は8500万円の最終利益を見込んでおり、赤字からの脱却を目指す。

主力のファッション事業では、第3四半期に寛斎スーパースタジオのプロデューサーで、俳優の山本未來が手掛ける「Mirai+α」がプロデュースしたレディスフォーマル「カンサイ ヤマモト ファム(KANSAI YAMAMOTO FEMME)」を新たに展開するなど、仕事着の多様化に対応するべく、さまざま商品を投入している。ファッション事業は、業績改善を進めているサマンサタバサジャパンリミテッドの連結累計期間と合わせて、売上高は481億9300万円(前年同期比4.9%減)だった。

「とんかつ・カツ丼 かつや」や「からあげ専門店 からやま」のフランチャイズを展開するフードサービス事業は、価格改定や期間限定フェアなどの集客効果により、売上高は14億9000万円(前年同期比8.5%増)だった。また、教育施設の「キッズデュオ(Kids Duo)」を展開する教育事業は、生徒数が増加したことにより、売上高は7億2800万円(同9.8%増)だった。

コナカの2024年9月期の連結業績予想は、売上高は700億1500万円(前年比6.4%増)、営業利益は6億8300万円(前年は9億1200万円の赤字)、親会社株主に帰属する当期純利益は8500万円(1億6100万円の赤字)としている。

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