『スーパーマン』スピード配信の理由は「ピースメイカー」合わせ ─ 「次回からはもっと長い」
新DCユニバースの映画第1弾『スーパーマン』のデジタル配信が、アメリカでは2025年8月15日に早くもスタートした。劇場公開日は7月11日だったから、わずか35日後の配信開始である。
監督・脚本を務めたDCスタジオ代表のジェームズ・ガンは、ポッドキャスト「」にて、この異例の早期配信が決定した裏側を明かしている。いわく、このタイミングでの配信が決まったのは「純粋に『ピースメイカー』があったから」だという。
2025年8月22日に日米同時配信となるDCドラマ「ピースメイカー」シーズン2は、旧DCユニバースで製作された『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のスピンオフ作品。ガンが同じく監督・脚本を務めており、過去には「『スーパーマン』の直接的な続編」、「今後のDCユニバースのすべてを準備」するものとも。
具体的に物語がどうつながるかは未知数だが、『スーパーマン』からはホークガール(イザベラ・メルセード)、マクスウェル・ロード(ショーン・ガン)、グリーン・ランタン/ガイ・ガードナー(ネイサン・フィリオン)、リック・フラッグ・シニア(フランク・グリロ)が登場。すなわち『スーパーマン』の早期配信は、劇場に行かなくても「ピースメイカー」をより楽しめる一種の救済措置なのだろう。
現在、ガンはDCユニバースの次回作である『スーパーガール』については「(配信までの間隔が)もっと長くなります。今回のようなことに慣れてほしくはないので」とも語った。次回以降の作品も含め、DCユニバースでは作品のリリース展開に即したスケジュールが組まれるものとみられる。
なお、日本における『スーパーマン』デジタル配信の日程は発表されていない。一部劇場ではまだ上映が続いているので、観られる人はぜひ映画館へ!
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