【2017年以来7年ぶり】日本キャリア教育学会第46回研究大会(日本キャリア教育学会、上越教育大学主催)が上越教育大学(新潟県上越市)で開催
左後ろから、株式会社能水商店の松本将史代表取締役、実行委員長の山田智之上越教育大学教授と大学院生ら
日本キャリア教育学会第46回研究大会(日本キャリア教育学会、上越教育大学共催)が10月19日、20日に新潟県上越市の上越教育大学で開催される。同大会が同大で開催されるのは2017年以来7年ぶり。大学教員や小中高の教員など全国から約200人の会員が訪れ、キャリア教育に関する研究発表や事例紹介を行い、議論を深める。
同学会はキャリア教育や進路・職業指導の推進などを実施しており、現在の会員は約1060人。同大会は年1回、全国各地で開催されており、今大会のテーマは「集い・奏で・響あうキャリア教育−サスティナブルな未来へ−」とし、地域に根差した持続可能なキャリア形成をどうしていくかを議論する。
初日の10月19日には、三条市立大学(新潟県三条市)のアハメド・シャハリアル学長が「地域がキャンパス〜サスティナブルな未来〜」と題して基調講演を行うほか、講演後に「地域資源を活用したサスティナブルなキャリア教育」と題し、株式会社能水商店の松本将史代表取締役など4人のシンポジストとファシリテーターの山田教授の5人で実行委員会シンポジウムを開催する。
2日目の10月20日は、会員企画シンポジウムや個人研究発表(口頭発表およびポスター発表)が行われる。
会員以外にも有料にて一般参加も可能。大会参加費は事前申し込みで7000円、当日参加8000円。ただし、キャッシュレスでカード決済のみ。
第46回研究大会実行委員長の山田智之上越教育大学教授は「アハメド・シャハリアル学長は通訳なしで話を聞けることと、海外の視点という面からお願いした。上越地域は以前からキャリア教育では先進的な地域で、取り組んでいる先生方が多い。これらの実績を全国に知らせていきたい」と話していた。
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