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春を感じて 高田本町ひなめぐり

上越妙高タウン情報

高田本町商店街のショーウインドウなどに飾られたひな人形をめぐる恒例イベントが始まっています。

このイベントはまち歩きをしながらひと足早く春を感じてもらおうと、毎年この時期に開かれています。「絵看板めぐり」と同じく高田本町百年商店街実行委員会が、商店街の活性化に取り組むお馬出しプロジェクトと協力して、商店街の33か所にひな人形を飾りました。

このうち、あすとぴあ高田には、市民から寄贈された段飾りなど8組85体のひな人形が展示されています。

これは、お内裏様とお雛様が「貝合わせ」を楽しんでいる人形です。「貝合わせ」は、たくさんあるハマグリの貝殻の中から左右がぴたりと合うものを探す遊びで、平安時代に貴族の間で流行しました。仲の良い夫婦の象徴ともされ、江戸時代には嫁入り道具になるほど縁起の良いものでした。

このひな人形は30センチほどある大きなもので、本格的な十二単の着物が見どころです。 

お馬出しプロジェクトによりますと、展示されているひな人形の中には、受け継いできた人の思いやエピソードなどが一緒に添えられているものもあり、それらも一緒に楽しんでほしいと話しています。

高田本町ひなめぐりは3月3日(日)まで開かれています。期間中はひな祭りにちなんだ期間限定の菓子の販売も予定されています。

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