4戦4勝の“竜キラー”巨人・菅野智之が優勝と最多勝狙う、中日・大野雄大は前回のリベンジなるか
11勝2敗、防御率1.87の菅野智之
巨人・菅野智之が25日の中日戦(東京ドーム)に先発する。今季は18試合に登板してリーグトップの11勝(2敗)、防御率1.87と好成績。4年ぶりの最多勝へ視界良好だ。
しかも中日戦は4戦4勝、防御率1.32とお得意様。直近では8月11日に8回まで無失点に抑え、9回に失点して完封は逃したものの8.1回1失点で11勝目を挙げている。
昨季は4勝に終わったが、12年目の今季は見事に復活。5月に1500奪三振もクリアし、狙うは優勝しかないだろう。幾多の修羅場をかいくぐってきた背番号18の快投が期待される。
8月11日の巨人戦で菅野に投げ負けた大野雄大
一方、中日の先発は大野雄大。昨年4月に左肘クリーニング手術を受けた影響で不振が続いていたが、8月3日に一軍復帰してからはまずまず安定した投球を見せている。
巨人戦は2試合に登板して1勝1敗、防御率2.70。前回11日の巨人戦も菅野と投げ合い、5回6安打2失点で負け投手となった。元沢村賞左腕として今回は負けるわけにいかない。
若手も台頭しているものの今季も5位と厳しい状況。9月で36歳になるベテランがチームを活気づけるカンフル剤となるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・山野太一-DeNA・A.ケイ(神宮)
広島・森翔平-阪神・大竹耕太郎(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
日本ハム・伊藤大海-ソフトバンク・松本晴(エスコンフィールド)
西武・武内夏暉-楽天・古謝樹(ベルーナドーム)
オリックス・A.エスピノーザ-ロッテ・種市篤暉(京セラドーム大阪)
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記事:SPAIA編集部