「とにかく面白そう!」第1話からのどんでん返しにワクワクが止まらない──2026年春アニメ『黄泉のツガイ』第1話「アサとユル」を振り返ろう! 第2話「右と左」の見どころもお届けします!
月刊「少年ガンガン」で大好評連載中の幻怪ファンタジー『黄泉のツガイ』。『鋼の錬金術師』や『銀の匙』などで知られる荒川弘先生の最新作で、シリーズ累計500万部を突破。そんな本作のアニメの放送が2026年4月からスタートしました。
“夜と昼を別つ双子”の兄・ユルと妹・アサを中心に、妖怪のような、幽霊のような、“ツガイ”と呼ばれる「ふたつでひとつの対なる存在」を使役するツガイ使いたちの戦いが描かれる、日本を舞台にしたバトルファンタジー漫画です。
本稿では、各話の内容や注目シーン、話題の場面をSNSに寄せられたファンの声とともに振り返っていきます。今回は第1話「アサとユル」。
放送前から注目を集めていた本作。独自の世界観に散りばめられた数多くの謎に、視聴者は第1話からワクワクが止まりません。
※本稿には第1話のネタバレ要素が含まれます。
【写真】2026年春アニメ『黄泉のツガイ』第1話「アサとユル」振り返り|第1話からのどんでん返しにワクワクが止まらない
「とにかく面白そう!」矢継ぎ早のどんでん返しにワクワクが止まらない!
ついに始まったTVアニメ『黄泉のツガイ』。第1話から多くの期待を寄せられていた本作ですが、視聴者を裏切らないどころか「期待を超えてきた!」「ワクワクが止まらない!」など絶賛する声が多数上がっています。
物語は不穏な出産シーンからスタート。舞台は因習文化を感じる村。主人公のユルは卓越した狩猟の腕で、ヤマドリを仕留め、馬に乗って移動しており、村人たちの生活ぶりも薪を割ったり手作業で稲作をしたりと、とても原始的です。
村人たちが平穏に暮らす村の中で、不気味な描写だったのが、ユルの妹・アサ。真っ暗な座敷牢に閉じ込められた彼女は「お務め」をしているとのことですが、一体どういうことなのか。この村には何かある、そう思った方もきっと多いことでしょう。
なんにせよ、昔の日本を舞台にした作品か……と思ったところで矢継ぎ早のどんでん返しが展開され、視聴者は一気に引き込まれることとなります。
何者かの力によって結界が破られ、何もなかった山に村落が出現。すると、先ほどまで村からは見えていなかった飛行機が姿を現し、さらにはヘリコプターも。
村人も視聴者も呆気に取られていると、ヘリコプターから降りてきた武装集団が村を襲撃。のどかだった村は一気に物々しい雰囲気に包まれます。
畳みかけるように現れたのは赤いコートを着た三つ編みの少女・ガブちゃん。場に似合わない笑顔を浮かべた彼女の「がぶーっ」と言う言葉とハンドサインを合図に、目の前の男性の身体は彼女が触れてもいないのに真っ二つ。
混乱する周囲の人々も次々に「がぶ」「がぶ」と殺されていってしまい、目の前は血の海と化してしまいます。彼女は超能力で攻撃していたわけではなく、普通の人には見えない、口のような化物を従えていたのでした。
一方、アサのいる座敷牢には黒づくめ女が。事情を知っている様子の行商・デラが言うには「アサが来た」と。確かに座敷牢にいるアサとは似ている特徴もありますが、目つきや体型などかなり違っています。
彼女自身もアサを自称しており、さらには座敷牢のアサは流れ出た自分の血液から触手のような影を伸ばし、黒づくめのアサの動きを封じます。どうやら座敷牢のアサはただの人間ではなかったようです。
あまりに突然の出来事に混乱するユルは、村の長・ヤマハおばぁの指示でデラによってその場から連れ出されます。村襲撃時からヤマハは「ユルが狙いだろう、隠さないと」と言っていましたが、アサの「迎えに来た」発言からもその予想は間違ってなさそうです。
しかし、村の入り口ではヘリ部隊が待ち構えており、このままでは下界に逃げることは困難。未だ混乱状態のユルにデラは「左右様を使え」と持っていた首飾りを差し出します。
言われるがまま左右の銅像の間の穴に嵌め込むと、デラから顔を地面に叩きつけられたユル。訳の分からないまま痛めつけられ怒るユルの鼻血が嵌め込まれた首飾りに触れると、銅像が光り輝き、そこから竜のような生き物が出現。上空を舞うヘリコプターに襲い掛かり、墜落させてしまいました。
墜落の衝撃で生じた砂ぼこりの中から姿を現したのは、一組の男女の姿。彼らのことをデラは「「幽霊」「妖怪」「化け物」「UMA」「異形」「対なるもの」見る人によって色々呼ばれてて統一されてないけど」「ユル こいつらがおまえの「ツガイ」だ」と説明。そこで本話は幕を閉じました。
「第一話から大どんでん返し祭りで続きが気になりすぎる」「荒川先生作品だもんね、面白いに決まってるわ」「何もわからないのにおもしれえ~~」「めちゃくちゃ引き込まれる!妹の正体は?ユルも何者?ツガイって何!?来週も絶対見る」と早速作品世界に引き込まれた視聴者たち。
また、「荒川先生×ボンズはたまらん胸に来るものがある」「ハガレンみを感じる…好きだ…」「絶望からのスタートにハガレンを思い出すな」と『鋼の錬金術師』ファンからも熱いコメントが寄せられています。
たくさんの謎が提示された本話。「訳が分からない」状態なのは視聴者もユルもおなじかもしれませんね。次週でどこまで明らかになるのか、序盤から見逃せない展開が続きます!
本話で提示された謎
初回から怒涛の展開だったため、頭が追いついていない、内容を拾い切れていないという方も多いのではないでしょうか。そこで、第1話で提示された謎を整理してみたいと思います。
まず、ユルとアサの出生について。2人の父と思しき男性の「夜と昼を別つ子が生まれてしまった」という発言から、彼らが何らかのいわくつきの双子であることは間違いないでしょう。
次に座敷牢にいたアサと襲撃してきた自称アサ。どちらが本物かということももちろんですが、偽物の正体や、仮に座敷牢のアサが偽物だった場合、いつから偽物だったのかというのも気になります。出生時は普通の赤ん坊のように見えましたが、元から普通の人間ではなかったのでしょうか。
また、事情を知っている様子のヤマハ。彼女は結界を張って村を隠していたようですが、その目的もまたユルに関することのようです。デラに下界に隠れるよう指示していましたが、襲撃してきた自称アサの一味に見つかってはいけない理由とは……。そして、アサたちが襲撃した目的とは?
そして最も気になるのはツガイ。ラストで出現した男女のツガイはもちろん、村人の命をたやすく奪っていた口の化物もおそらくツガイでしょう。デラは説明してくれていましたが、それでも理解できなかったという方はきっと多いと思います。
ツガイとはいったい何者なのか、これからどんなツガイが登場するのか、楽しみで仕方ありません。
視聴者を引き込む世界観とちらつく違和感
第1話で多くの視聴者を魅了した『黄泉のツガイ』。もちろん、先述したような怒涛の大どんでん返し展開がその要因であることは間違いないのですが、私は最初に提示された世界観とそこにちらつく違和感も私たちが魅了される理由のひとつだと感じています。
例えば、弓矢での狩猟や馬に乗っての移動をはじめ、原始的な生活をするユルが空に伸びる二筋の雲を見て「竜の屁だ」と言うシーンがありますが、「飛行機雲では?」と違和感を感じた方は少なくないと思います。
私は、結界が破られて飛行機が目視できるようになったことで、「そういうことだったのか」と腑に落ちました。その上をいく謎や不可解なことはまだまだたくさんあるのですが、ちらついていた違和感の正体がわかったことでより物語に引き込まれた感覚がありました。
「訳が分からない」が100%なのではなく、納得できる1%があることでより深く物語に魅了されるのだと感じています。
第1話「アサとユル」は原作の何話にあたる?
本話の内容は、原作第1話「アサとユル」にあたります。ストーリー展開や作品の雰囲気は忠実に再現されており、不穏さや重々しさはアニメーションによって増し増しになっているように感じられました。
ちなみに、冒頭のユルがヤマドリを仕留めるシーンはアニメのオリジナルシーン。ユルの卓越した射術や彼の生活ぶりがわかるシーンになっていましたね。
第2話「右と左」の注目ポイントは?
次話で最も気になるのは最後に出現したツガイですよね。ユルのツガイとなった「左右様」。彼らはどんな力を持っていて、どんな人柄なのか。また、彼らの主となったユルのバトルシーンにも注目していただきたいと思います。
また、黒づくめの“自称アサ”はどうなったのか、彼女やガブちゃんたちの目的も未だはっきりとはしていません。多くの謎が残されたまま幕を閉じた第1話。第2話でどこまで真相が明かされるのか、次回も一瞬たりとも目が離せません!