貝塚人工島でのアジングで20cm級アジ手中【大阪】ジグヘッドのウェイト微調整が奏功
私の仕事柄、夏や冬の時期は時短勤務になり早ければ午後3時には定時となる。早い時間に帰れるのであるならば釣りに行かない手はない。早く出れば道路状況も混雑なく進むことが出来ていいことずくめである。時短勤務がスタートして数日、釣果情報を昼休みに見ていると貝塚人工島でアジが夕方以降釣れているとのこと。今日は特に急ぐ仕事もないので定時で上がり釣行しようと考えた。
貝塚人工島へ釣行
無事定時にタイムカードを切り自宅へ急ぐ。やはり帰りの道も混んでおらずスムーズに帰宅。10分程で着替えと準備を済ませて再び車に乗り貝塚人工島へ向かう。
貝塚人工島は関空と並行に波止があり大阪府内でも屈指の人気ポイントの一つだ。魚種もさることながらテトラ帯や柵がある波止(通称:プール側)もありファミリーも多い釣り場である。比較的よく潮も流れるためショアジギングをする人も多い。ポイントに到着。今回はプール側の真ん中辺りに入る事が出来た。
青物狙いは小サバのみ
まずは青物もいるかどうかをチェックするためアクアウェーブのメタルマジック・ミニ10gをブリーデン:TR‐85PEスペシャルでキャスト。ボトムを取りリトリーブで探る。着水点を替えたりして広範囲にサーチ。手前でアタリが出て合わせるとルアーと共に魚が飛んできた。定番ゲストの小サバだ。何とかボウズだけは逃れる事が出来た。
どうやら青物はお留守のようで…。しばらくするとファミリーのサビキにアジがヒットしだした。その様子をみてロッドをアジング用の34・スペシャライズ51に持ち替える。先ほどからの釣りの様子から見てジグヘッドは0.8gくらいが良さそう。自作タングステンのジグヘッドにティクトのアジボッコ1.5inをセットした。
15cmクラスのアジがヒット
潮上に向けてキャストしてフリーフォールで落としていく。サビキの釣れているレンジから見ると比較的上の針のようなのでボトム少し上を意識して釣っていく。ゆっくり流れる潮に乗せて約30カウントくらいからアクションを入れる。
ジグヘッドが自分の前から少し右に流れたあたりでコンというアジ特有のアタリが出た。サッと合わせて寄せると小さいながら引きが伝わって来る。ヒットしたのは15cmクラスのアジ。その後もう一尾追加したタイミングで作戦を変更した。
ナイトゲームでは良型もヒット
時間が経つにつれて潮の流れが強くなって来た。0.8gのジグヘッドでは少し流されている感じになり上手くレンジに入らない。ここで1gのタングステンジグヘッドにチェンジ。僅か0.2gの違いだが、この0.2gの差がとてつもなく大きい。釣果は勿論、流れの入りやすさや操作感度などがライトゲームでは明確に出る事が多い。
フォール速度は早くする必要は無いと考えてワームはあえてボリューム感とアピールを兼ね備えた34のキメラベイトをセレクトした。カラーはグロー系のともしびというカラーである。
暗くなってから上から順にレンジを替えて釣っていくと10カウントのレンジでラインのテンションが少し軽くなった。合わせるとやはりアジ。なかなかの重さで慎重に抜き上げると20cmクラスの良型アジ。同じレンジを攻めるとやはりテンションが抜けるもたれのアタリでアジがヒット。
しかし数匹釣ったところで潮が激流になりジグヘッドが入らなくなりここでストップとした。短い時間であったが釣果を得る事が出来て笑顔で帰宅となった。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>