日本を代表するチェロ奏者・宮田大、4都市巡る無伴奏リサイタルツアーが開催決定 サントリーホールでは10年ぶり
日本を代表するチェロ奏者・宮田大が、無伴奏リサイタル・ツアーを開催することが決定した。
宮田は日本人として初めてロストロポーヴィチ国際コンクールで優勝し、以来国内外で活躍。その演奏は世界的指揮者・小澤征爾からも高く評価され、近年はドイツの権威あるクラシック音楽賞・OPUS KLASSIK(2021年)を受賞。さらにNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺』の紀行曲演奏を担当するなど、名実ともにトップ奏者としてクラシックファンのみならず幅広い世代から支持を集めている。
ピアノやオーケストラとの共演が多い宮田にとって、「チェロ一本」で臨む無伴奏リサイタルは数年に一度だけ開催している特別な舞台。今年、40歳という節目を迎えるにあたり、東京・広島・水戸・大阪の4都市で久々の無伴奏ツアーを行う。
東京公演は、日本屈指の音響を誇るサントリーホールで開催され、同ホールでの宮田の無伴奏リサイタルは2016年以来、実に10年振り。宮田は今回のプログラムについて「私の音楽人生と照らし合わせて、自伝を音で伝えたい」と語り、バッハ、ブリテンをはじめ多彩な作品が披露される予定だ。開催決定にあたり、宮田大のメッセージ全文は以下のとおり。
宮田大からのメッセージ
私事ではございますが、今年で「40歳」を迎えます。
これまで多くの方々との共演、多くの方々の応援に支えられてきました。
その一つ一つの出会いが現在の私に繋がっております。
皆様への感謝と思いと、この経験を生かし10年ぶりにサントリーホールでの無伴奏リサイタルを開催する事になりました。
チェロの無伴奏の世界は、1人で己と向き合い、立ち向かう、いわば我が身で力戦奮闘する世界と思っております。
ただ今回の無伴奏リサイタルは、困難や苦悩に立ち向かうというよりは、新たな世界に出会うという事を念頭にプログラムを考えました。
前半は物語を感じていただける曲を選曲し、皆様を極彩色と無彩色の世界へとお連れします。
後半のブリテンの作品は、1人の登場人物が多くの事を感じ、経験し、成長していく様な物語を作品から感じます。
私の音楽人生と照らし合わせて、自伝を音で伝えたいと思います。
東京以外に広島、水戸、大阪公演もございます。
ぜひ楽しみにお待ちいただけると幸いです。