母校のそばでカフェ開業 いずみ野小卒の大月さん〈横浜市泉区〉
いずみ野小学校のそばに昨夏オープンしたカフェ「白嬉〜Shiroki〜」(和泉町6224)。店長の大月里那子さん(23歳)は同校の卒業生という。
「学校で野菜を育てるのは楽しかったけど、その後に自分で育ててみたら虫がついたり鳥に食べられたり。だからあれは大人の人たちが見守ってくれてたからちゃんと育ったんだなって」と振り返る。
当時から調理やお菓子作りが好きだったという大月さん。高校から製菓などについて学ぶ専門校に進み、卒業後は上野のレストラン併設のカフェで働いた。
観光地ということもあり、やりがいはあったが一度きりのお客さんが多く、「小さなお店でお客さんとコミュニケーションを取れたら」。そう考えていた時に地元出店の話があり、生まれ育った町に戻ってきた。
区内の大矢養鶏の卵をはじめ、地元の食材を積極的に使っており、「いずみ野の周りって田畑もあるし、豚も牛も鶏もいる。それってすごいこと」と笑顔を見せる。「お客さんと打ち合わせて、望むようなケーキを作っていけたら」。それが今の目標だ。営業は午前8時〜午後5時。水曜定休(最新情報はインスタグラムで発信)。