常温保存できる「牛乳」があるなんて知らなかった…!いざという時に役に立つ災害時の備蓄アイデア
いつ起こるかわからない自然災害。いざというときに、家庭で食料品を備蓄をしている方も多いのでは? 料理研究家であり、防災士の資格をもつ島本美由紀さんによると、長期間保存できる牛乳があるんだそう。今回は、備蓄に加えたい「ロングライフ紙パックの牛乳の保存と裏ワザ」を教えていただきました。
教えてくれたのは……島本美由紀さん
家事全般のラク(楽しくカンタン)を追求する「ラク家事アドバイザー」、エコの観点から食品保存や冷蔵庫収納を提案する「食品ロス削減アドバイザー」、「冷蔵庫収納&食品保存アドバイザー」として活動しYouTube「島本美由紀のラク家事CH」では家事がラクになるアイデアを発信中。
「ロングライフ紙パックの牛乳」とは
今回は、防災や備蓄に関するアイデアをご紹介します。いつ起こるかわからない大規模災害にみんなで一緒に備えていきましょう。日頃、缶詰やレトルトなどを備蓄してる方もたくさんいらっしゃるのでは? 長期間常温で保存できる牛乳があるのはみなさん知っていますか? それが「ロングライフ紙パックの牛乳」です。パッケージに【常温保存可能】と書かれていて、スーパーなどでも気軽に購入できます。
保存は「常温で90日」、約3か月可能
本来牛乳は要冷蔵で期限は1週間程度ですが、ロングライフの牛乳は製造日から90日間、約3か月程度常温の保存が可能です。日常使いはもちろん、災害時の備えにもなります。
期限が長い理由は「紙パック」にあり!
期限が長い理由は、このパックにあります。外側は紙なんですが、内側にアルミ箔がコーティングされているので、外からの光や酸素が入るのを防いでくれるんです。殺菌処理をした牛乳を無菌状態を保って詰めており、保存料などの添加物を使用していないため安心です。
「普段使い」もできて便利
ロングライフ紙パックの牛乳なら普段使いもできて、災害時の備蓄にも便利。牛乳はそのまま飲めてカルシウムだけでなはく、たんぱく質・脂質・炭水化物・ミネラル・ミネラルがバランスよく含まれています。開封をしたら2~3日で飲み切りましょう。
普段使いで飲み切れなかったら、製氷皿に流して凍らせましょう。保存袋に移し替えれば保存期間は1か月。凍ったままアイスコーヒーやスープに入れると便利です。
※食中毒に注意してください。
普段使いしながら災害に備えよう
最近では牛乳のほか、豆腐、ジュース、コーンやカットトマトといった幅広いロングライフ紙パックの商品が販売されています。いつもの備蓄にロングライフ紙パック製品を加えると、栄養バランスもよくなります。また紙でできているので使った後はリサイクルでき、小さくまとめて捨てることもできるので、災害時にゴミを減らすこともできます。スーパー等でまとめ買いもできるので、普段使いをしながら災害に備えましょう。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。
ayako/ライター