「録画して何回も」主題歌歌手が死去「聖闘士星矢」の思い出を噺家・春風亭一蔵が語る
落語家の春風亭一蔵がパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂フライデー ~どうした!?一蔵!』(文化放送・金曜日9〜13時) 8月15日の放送は、パートナーの水谷加奈アナウンサーとともに、今気になるニュースについてトークを繰り広げた。
水谷「一蔵さんが気になったニュースは何でしょうか?」
一蔵「まずはスポニチの記事で『NoBさん死去 61歳、腎臓がん』というニュースです」
――ここで、アニメ『聖闘士星矢』のオープニング曲『ペガサス幻想』が流れる――
一蔵「今、流れております、人気アニメ『聖闘士星矢』のオープニング曲。もう名曲ですよ。これを歌われたNoBさんこと山田信夫さんが61歳で亡くなられました。早いですよ。今は60歳なんかまだ若いですから。2017年に腎臓がんと診断されたということで、長い間、闘病されて大変だったと思います。もう僕ら世代は、このオープニングテーマで「セイント!星矢~!」ってね」
水谷「そうか、そういう世代なんですね」
一蔵「さっき、この番組の作家とも話しましたけれども、聖闘士星矢の人形があったんですよ。鎧みたいなのを着せられる。そのゴールドが欲しくてね~」
水谷「へえ~」
一蔵「あんなにおもちゃ売り場で泣いたことはない。僕の他にも結構な人が泣いてましたよ、どうしても欲しくて」
水谷「あ、そう~」
一蔵「で、買ってもらったのを並べて。あの人形、今どこいったんだろう? 今、きれいに残ってたら、ものすごくいい金額になると思う。だって僕、今欲しいもん。多少の金額を上乗せしてもメルカリとかであったら欲しいなって思うぐらい。アニメもやってて毎回録画して何回も見直したりなんかして」
水谷「そうなんだ」
一蔵「その後はパチスロ台になってくれて。(笑) もう『聖闘士星矢』という名機ですよ。ずいぶん前に流行りましたけれども、『聖闘士星矢』が好きだから打ちに行く。僕は「パチスロが好きだから」もありますけれども、聖闘士星矢の演出が見たいからってんで打ちに行ってたんです」
水谷「聖闘士星矢って、何系のアニメだったんですか?」
一蔵「戦う系ですね。女王みたいな(正確には女神)アテナさんを救うための戦いという、男の子はもうたまんない話で。それを盛り上げてくれた名曲、今流れている『聖闘士星矢』のオープニング曲を歌っていた方が亡くなってしまいました。ご冥福をお祈りいたします」