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船でのエギタコ釣りでマダコ4匹を手中【愛知】キス竿流用は失敗か?

TSURINEWS

良型マダコゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・藤田豊)

7月6日、体調も何とか戻りつつあると感じてきたので、船のマダコ釣りへ出陣しようと船宿へ電話すると、「オモリは30号、50号を用意してください」とのこと。

エギタコで常滑から出船

道具の準備を開始しようとすると、サオは何を用意すればいいのか迷ってしまった。取りあえず以前釣行した時のキスザオ1.8mを2本用意。後々これが大失敗だったことを思い知ることになる。

船長から「日除けテントがある船尾の釣り座が良いよ」とのアドバイスに従い、左舷後方に陣取った。午前11時に出船。仕掛け上にタコベイトをセットし、25cm下にタコエギとオモリ20号、さらに25cm下に墨族のタコエギ2本をセットした。

船中初ヒット

ポイントに到着し船長から「水深5~6m。オモリは30号で始めてください。少し根掛かりもあります」と合図。私もエギを投入し着底後シェイクして待つと、潮の流れで仕掛けが引きずられていく。少しずつイトを出していくと、グググッと穂先が引き込まれたような感覚がした。

サオを立ててリールを巻き始めると、サオがグーンと曲がった。根掛かりしたと思ったが、サオを立てると少しずつ巻き取れる。やがて水面下に足を広げたマダコが上がってきた。船中初ヒットは私だった。

貴重な一匹をゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・藤田豊)

気を良くして次を投入すると、またサオ先がグィーンと曲がった。「きたきた」と思いながらリールを巻くが、サオが限界まで曲がってきた。根掛かりだと判断し、サオを振るとうまく外れた。

船中トップは6匹手中

さらに釣り続けていると、ググッとサオが引き込まれた。これはタコだとサオを立てリールを巻き始めると、何とか巻き上げることができる。1匹目よりはるかに重い。隣の西下さんが「これは大きいぞ。タモを用意してくる」と言っていた。巻き続けていると、海面下に足を大きく広げたマダコが上がってきた。

ここで「ええい、上げてしまえ」と抜き上げたが、タコが重く船べりに張り着いてしまった。するとエギのハリが外れてしまい、あっという間に逃げ去ってしまった。その後、バラしたマダコは、先の船べりで逃げ去った1匹も含めて4匹。船長から「この流しで上がりとします」とのアナウンスがあった。

サオ頭は6匹キャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・藤田豊)

すると私の反対側にいた明渡さんと佐知江さんから、「使われていたサオはどんなサオだったですか」と聞かれた。私が「キスザオです」と答えると、明渡さんが「やはり何匹もバラされていたので軟らかいサオではないかと思いました。タコは少し硬めのサオが良いと思います」とのアドバイスをいただいた。

ちなみに明渡さん、佐知江さんの2人とも船中トップの6匹の釣果。私の隣の西下さんは私と一緒の1匹、その隣の岩月さんは船中トップの6匹釣果。大変貴重なご意見をいただいたので、次の釣行に生かしたい

<週刊つりニュース中部版APC・藤田豊/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年8月2日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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