Genesis Girl［ライブレポート］Yu-hi卒業＆Ren脱退、最後の4人体制で魅せた再始動へ向けた圧巻のパフォーマンス
Genesis Girlが、7月27日（日）に北沢タウンホールにて、生バンドを従えたワンマンライブ＜Genesis Girl シモキタ～轟音祭り～＞を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
Genesis Girlにとって3回目となるフル生バンド公演。7月14日メンバーのYu‑hiが卒業。この公演をもってRenが脱退を迎え、今後は3人体制へと再始動する。
NEMOPHILAのドラマー・むらたたむをはじめ、ベース、ギター、マニピュレーターには名だたるスタジオミュージシャンが集結し“Genesisバンド”として全面サポート。静寂を切り裂くように「Overture」が響き渡る。視線が一点に集まる中、4人のGenesis Girlが静かに登場。
1曲目「偶像連鎖」。むらたたむの怒涛のビート、厚く鋭いバンドサウンドが楽曲に新たな命を吹き込み、「End of Eden」「Siren’s Song」「ハツコイ」「PUSH」と進むたび、感情とサウンドが激しく融合していく。
「Wake Up」では爆発的な高速ドラム、「Loveless」では深くえぐる感情表現。クライマックスは「GOLGOTHA」、EARTHSHAKERカバー「MORE」が轟音で演奏された。アンコールは「マンマミア‑ZERO‑」。そしてRen最後の4人体制で「少年の詩」。”僕ら夢を見る 眠ってないのに 夢描いて今を生きるんだ！”その歌声は、かつて夢を語ることが恥ずかしかった全ての人の心に突き刺さった。
香田メイは”夢って、叶うかどうかじゃなくて、信じ続けることが大事だと思うんです。私たちGenesis Girlはこれから3人になります。だけど何も終わりじゃありません。今日、このステージに立てたこと、あなたと出会えたことが私の誇りです。”とラストメッセージを語った。
エンドロールのスクリーンに映し出されたのは「むらたたむ、Genesis Girlに楽曲提供決定」の告知。別れの夜にふさわしい、未来への希望となるステージとなった。