気軽なのに満たされる 西宮の『ルーナプレヌ』で味わう仏伊ランチ 西宮市
『Luna Pleine(ルーナプレヌ)』(西宮市)は、飲食店がひしめく西宮北口で20年続く、イタリア料理とフランス料理を融合させた創作料理が楽しめる一軒です。女性客を中心に長く愛されていると聞き、その理由が気になって取材に訪れました。
店名は“満月”を意味し、「ルーナ」はイタリア語で月、「プレヌ」はフランス語で満ちるという意味だそう。イタリア料理とフランス料理、両方の経験を重ねてきた店主ならではの店名で、料理の見た目や味、価格面でも満たされる時間にしてほしいという思いが込められています。
「気軽に来てもらって、食事を楽しんでほしい」という言葉通り、その考えはメニュー構成にも表れていました。
ランチで最も人気なのは、メインまたはパスタを選べる「Bランチ」1,600円(税込)。パスタを控えてメインだけ食べたい人でも選びやすく、内容と価格のバランスがよいことから、幅広い層に支持されているそうです。
一方、この日はお客さんから要望が多く、20年の間変わらずメニューに残り続けているという「子羊のクリームミートソースパスタ」と「鶏もも肉のゴルゴンゾーラ」があると聞き、その両方を味わいたくて、「Cランチ」2,100円(税込)を選びました。
最初に運ばれてきた前菜は、思わず目を引く華やかさ!その中で特に印象に残ったのが、ごぼうのムースでした。なめらかな口当たりで、見た目も味わいもまるでチーズのよう。ごぼうが入っているとは思わない程クセがなく、やさしいコクが広がります。
ひと皿の中に季節や組み合わせの意外性など、小さな驚きが隠れています。
20年の間、変わらず支持されてきたメニューのひとつである、「子羊のクリームミートソースパスタ」は、子羊の旨みとクリーム×ミートソースがなんとも絡み合い、まろやかさの中にもコクがあり、重すぎない仕上がりです。
もう一つは、「鶏もも肉のゴルゴンゾーラ」。濃厚なチーズの味と、ジューシーな鶏肉のバランスがよく、野菜もたっぷり入っているので、満足感があります。
一緒に飲んだ赤ワインが、より深い味わいの世界へと連れて行ってくれました。二つともコクがありながら重たすぎず、何度でも食べたくなる味わいです。
デザートは数種類から選べ、この日は「抹茶チーズケーキ」を選びました。
前菜の華やかさや一皿ごとの満足感に加え、ランチでも選択肢が豊富で、ペアランチやシェアできるコースなど、みんなで気軽に食事を楽しめるところにはイタリア料理らしい親しみがあります。一方で、料理を引き立てるソースには細やかなこだわりが感じられ、そこにフランス料理らしい繊細さも見えてきます。
イタリアの「陽気な自由さ」、そしてフランスの「上品さ」の融合が、この店ならではの魅力として印象に残りました。
実際に訪れて感じたのは、品数の多さと価格のバランスがよく、満足度がとても高いこと。そして、何より『何を食べるか』だけでなく、『食事自体をどう楽しむか』まで設計されていることが、この店の魅力だと感じました。
場所
Luna Pleine(ルーナプレヌ)
(西宮市南昭和町4-11)
営業時間
11:30~14:30
17:30~22:00
定休日
第3火曜日、水曜日