警察が「潜入捜査に“俳優”を使っている」は本当か?犯罪組織VS素人役者『ディープ・カバー』の魅力
アマプラ注目作『ディープ・カバー ~即興潜入捜査~』12日から配信!
潜入捜査官にスカウトされた即興劇講師が教え子とともに、ロンドンの犯罪組織に潜入し悪に立ち向かう異色のアクション・コメディ、Amazon Original『ディープ・カバー ~即興潜入捜査~』がPrimeVideoにて6月12日(木)より独占配信となる。
本作はブライス・ダラス・ハワードやオーランド・ブルームら豪華キャストの主演でも話題に。『ドクター・フー』のトム・キングスリー監督のもと、『シビル・ウォー』ほかA24作品への出演で知られるソノヤ・ミズノらが共演に名を連ね、ハイテンションなアクション&コメディー作品に仕上がった。
即興劇の教室を開いているカット(ブライス・ダラス・ハワード)は、自身の才能に疑問を感じていた。そんな中で出会った潜入捜査官(ショーン・ビーン)に依頼され、彼女は一世一代の大役を演じることに。カットは教室の生徒2人(オーランド・ブルーム、ニック・モハメッド)と共に、凶悪な犯罪者を演じつつ、ロンドンの裏社会へ潜入するが……。
英国ギャングはヤバい!? 14世紀から存在した犯罪集団
実際にありそうでなさそうな、なんとも興味深い設定の本作。『ジュラシック~』シリーズの製作総指揮を務めるコリン・トレヴォロウがプロデュースを務めており、彼が「ニューヨーク市警が囮捜査に俳優を使っている」という話を聞いたことから閃いたアイデアが基になっているんだとか。
本作はイギリスに舞台を移して制作されることになったわけだが、その結果ロンドン周辺のギャングが“捜査対象”に。英国のヤクザ者といえば、クレイ兄弟やピーキー・ブラインダーズなど実在のレジェンド級ワルたちの生き様がドラマや映画で描かれてきた。
フィクションにおけるギャングは強盗も殺生も日常茶飯事の危険な生業。しかし、いわゆる「戦後のドサクサにまぎれて…」的な集団のほか、古くは14世紀からギャング的な振る舞いをするアウトローたちが実在した。本作『ディープ・カバー』もコメディとはいえ、やはりサスペンスフルな展開と本格的なアクションも大きなウリとなっている。
Amazon Original『ディープ・カバー ~即興潜入捜査~』は6月12日(木)よりPrimeVideoで独占配信