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2021年最注目スポット日本橋兜町「K5」。ここからはじまる東京の“いま”

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2021年最注目スポット日本橋兜町「K5」。ここからはじまる東京の“いま”

大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)の主人公・渋沢栄一が発展させた街として注目を浴びる日本橋兜町。その中心に位置する「K5」は、金融街の重厚な歴史的建造物が連なる街において、街全体を活性化させているランドマークとなりつつある。2021年最も“見逃せない”アドレスだ。

日本初の銀行として建てられた築97年の歴史的な建物である「第一国立銀行」(現みずほ銀行)。その外観・躯体はそのままに、内部を丁寧にリノベーション、キュレーションしたのが、複合施設「K5」だ。

地下1階〜地上階は飲食のコンテンツが、地上2階〜4階まではブティックホテル「HOTEL K5」がテナントイン。なんと「ミシュランガイド東京2021」で宿泊施設部門の“2パビリオン(黒)”に選ばれている。全20室と小規模ながらも、安らぎとインスピレーションを同時に感じることができる、ハイエンドなブティックホテルだ。たまには気分を変えて、ホテルステイで素敵な夜を過ごそう。

だが、ホテルを利用しなくてもこの場所には、わざわざ足を運ぶべき魅力がある。なんといっても、“東京のいま”を感じられる多様なラインナップの飲食コンテンツだ。

地下1階に入るのはニューヨークのクラフトビール「Brooklyn Brewery」世界初のフラッグシップ店である「B(ビー)」。

ニューヨークから直輸入されて、ここでしか飲めないビールのラインナップも注目だが、特筆すべきはこの空間。ドキドキしながら薄暗い階段を降りていくと、そこに広がっているのは、まるで海外のバーような質感の広いスペースだ。まさかここが日本橋だとは思えないような、隠れ家のような背徳感すら覚えるビアホールである。ひとりでも、ふたりでも、大人数でもビール片手に夜を楽しむことができるだろう。ライブやイベントなども定期的に開催されているのでチェックしたい。

朝7:30〜12:00に朝食スペースとして、そして18:00〜23:30はダイニングとして稼働するのは1階の「CAVEMAN」。目黒の人気レストラン「Kabi」チームによる新業態だ。ホテルを利用しなくても、夜のディナーは楽しめる。

ノージャンルをコンセプトに掲げ、楽しめるのは国籍に囚われない、新しいクリエイティブな料理とナチュラルワインのマリアージュ。開放的な空間で、東京を代表する黒田シェフの食を堪能することができる。ワインバーが併設されているので、レストランの予約の時間まで飲みながら待ち合わせるのもいいだろう。

たっぷりと配置された植物たちは、大ぶりでインパクトがあるものが多い。加えて、天井から吊られている緑のグラデーションの布と木目の店内の雰囲気は、柔らかくセンスのいい空間となっている。カラーのグラデーションが美しいガラスの向こうから漏れるのは、首都高を走る車のライト。異空間ながら、東京のど真ん中であることを感じさせる、不思議な感覚だ。ひとりで出かけてもインテリアを眺めているだけでも楽しい。ちなみに床や壁などの一部は97年前のものがそのまま剝き出しで使われており、時空の流れがとても面白い。

昼間にふらっと見に行くなら、CAVEMANの隣の「SWITCH COFFEE」へ。

目黒と代々木八幡に店舗を構える人気コーヒーショップだ。エスプレッソ、カフェラテを始め、丁寧なシングルオリジンをラインナップしており、こちらは朝7:00から隣のCAVEMANが始動し始める17時頃まで「K5」を躍動的に見せてくれる。

また、ホテルエントランスの脇にはライブラリーバー「青淵(アオ)」がある。ゴールデン街の人気店「OPEN BOOK」の田中開・野村空人両氏のプロデュースだ。アジアのお茶・漢方をベースにした、カクテルを提供する本棚に囲まれた空間。日中はティーサロンとして営業するが、外の空間とは遮断された隠し部屋のようなスペースでゆっくりと癒しの時間を過ごすことができる。

宿泊空間である「HOTEL K5」は、もともとの建物の素地や重厚感を活かしながら、スウェーデン・ストックホルムを拠点に活躍する建築家パートナーシップ「CLAESSON KOIVISTO RUNE(以下CKR)」がデザイン。

北欧と和のテイストが絶妙なバランスで、ハイセンスな感性が存分に刺激される空間になっている。オフィス街ながら、目に入ってくる外の景色を美しく感じさせる仕掛けがそこかしこに。透けて見える首都高の車のライトごと美しく魅せるガラス戸などの設計は感嘆に値する。

ホテル以外のテナントは、東京でも有数の「わざわざ行きたい店」。いきいきとした飲食コンテンツの一方で、ホテルスペースは芸術的で静寂に包み込まれる空間。全体を通して見るとその動と静の対比が面白い。
本当はぜひ宿泊してその対比を楽しむのがおすすめだが、まずは「わざわざ行きたい店」を目当てにK5へ。日本橋兜町とK5の「動」部分の対比だけでも体感してほしい。

※緊急事態宣言下における営業日・営業時間の変更は各テナントのオフィシャルページ・公式SNSをご確認ください。

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