夜焚きイカメタル釣行でケンサキイカ37杯【山口・松福丸】秘策の「味の素」の効果は?
7月20日(土)山口県下関市の安岡漁港から松福丸さんで出船、満月の大潮で夜焚きイカのターゲットが釣れにくい状況で、よく耳にするアレを使用した釣果に期待をした結果を本日は、レポートいたします。
6月は釣行中止相次ぐ
まず本来なら私山本は6月初旬、すでに第一回目、夜焚きイカに出船する予定でしたが、2024年の梅雨時期に当たってしまい、ほとんどの土曜日は天候にめぐまれず、6月は全て釣行中止になってしまいました。
しかし出船出来ない時こそ、夜焚きイカで釣れるよう必需品を購入していきたいと思い、釣具屋に必需品を買いに行く日々でした。
釣具を買い込む日々
昨年の釣れたNo1グロー系のメタル&ドロッパー達を買込み、さらに仕掛けも、ショートモデルやロングモデルなどを購入、さらにメタルやドロッパーにUVを当ててアピールする為、UVライトを購入。
なんとクーラーも昨年著しく破損が激しかったのもあり、現行の45リットルのクーラーを破棄いたしまして、95Lのクーラーボックスへパワーアップ新調いたしまして、より大きなターゲットが入るように祈願までして購入をいたしました。さて、自分の事はさておき本題に突入をしていきます。
松福丸でイカメタル釣行
7月20日、山口県下関市の安岡漁港より出船しております、松福丸さんに予約を7月上旬に取っており、当日は出船可能と連絡がありまして、17時ごろ安岡漁港へ到着し、荷物を船へ積込み、松福丸さんへ乗船、17時半ごろ漁港を出船いたしました。
出船後4、50分で釣り場に到着、水深は60mほど、船長がアンカーを落とし、さぁイカメタルゲームの始まりです。
「味の素」が秘策?
本日は、満月で大潮イカ釣りとしては、あまりにも良くない条件ですが、最近動画でよく聞く、「アレ」を私的に実験したいと思いやってみました。「アレ」とは味の素のこと。
6月の準備期間中に、まず味の素50gと海水、そして容器またはペットボトルを半分切った物を準備します。
海水と味の素をかき混ぜ、その中にドロッパーやメタルを2日間漬け込み、その後1日日干しをして乾燥させれば出来上がり。メタル&ドロッパー味の素漬け込み仕様が完成です。
「味の素」作戦は不発
さて釣果にどう繋がるのか一投目から味の素で漬け込みをしたメタル&ドロッパー期待かな期待、、をいたしましたが、結果は何故かわからずゼロでした。そして夜焚きライトが点灯してからも、何度か海に入れてみたんですが、ゼロ。
一推しのグロー系には、飛びつくようにヒットするんですが、、、私のやり方が悪かったのか、満月で大潮という悪条件だったのかは、わかりませんが、実験結果は、釣果なしとなってしまいました。
味の素を信じておられる方々、誠に申し訳ございませんでした。他の動画などを見ると、場所や条件、その日の時間帯など、条件が良ければ釣れるのかなって程度の感じが、私的に思っております。
夜焚き開始
実験はさておき、夜焚きライトの点灯後と申しますと、場所なのか、潮の影響なのかは、わからないのですが、通常夜焚きライト点灯後1時間から1時間半はイカが浮いてこないのですが、驚いた事に、30分もしない内に30m付近までイカが浮いているんです。今年のイカはやる気にみなぎっています。
サイズ的には小さいので、すぐに浮いて釣れたのだと思ってましたが、魚探を見ると、ベイトなのかゴミなのか、わからない反応が上から下まであったので、これがイカが浮いてきた、何かの要因の一つとわかりました。
スルメは不在
6月にイカメタルゲームに行くと、ケンサキイカに加えて必ず釣れていた、スルメイカがいたのですが、今日の夜焚きイカには、全くスルメイカが釣れなかったんです。しかしサイズは小さいが全てケンサキイカが釣れる。本当に今日の状況がよくわからない。
小さくてもヒットした時の引きが楽しいので、それはそれで良いのかなって思いました。
グロー系カラーに好反応
納竿まで後1時間ほど、イカの活性も下がってきたころ、メタルとドロッパーを交換していき、今年のエギカラーを見つける事に作戦変更をいたしました。いつもなら赤緑系、または赤白系なのだが、年々と変化をしている夜焚きイカメタルゲーム、最近ではグロー系がイカのヒット数を伸ばしていると思います。
やはり去年からのカラーリングでグロー系がヒット数が多い気がいたしました。最終的に気付いたら所、本日の釣果を伸ばしたカラーは、やっぱりグロー系が多く37杯中、30杯はグロー系にヒット釣れておりました。次に行く時は、グロー系中心で行こうかと思います。
今後の展望について
夜焚きイカは、遊漁船によっては、9月まで釣りが楽しめる船があります。9月の時期になりますと、ブドウイカが釣れるシーズンとなっております。
まだまだ夜焚きイカゲームは、中盤戦です。初心者から上級者まで楽しめる釣りにお出掛けされては、イカがでしょうか。
<山本高史/TSURINEWSライター>