宇流冨志禰神社で火災 本殿全焼、拝殿も一部焼く 名張市平尾
4月27日午後4時ごろ、三重県名張市平尾の宇流冨志禰神社で火災があり、本殿(約50平方メートル)が全焼した。拝殿の一部(約10平方メートル)も焼け、火は約2時間50分後に消し止められた。けが人はいなかった。
名張署と市消防本部によると、近くの住民から「神社の建物と神社林が燃えている」と119番通報があった。出火当時、宮司の男性(75)ら神社関係者は建物内にいなかったという。
現場は近鉄名張駅から南西約350メートルの旧市街地で、周囲には住宅が立ち並ぶ。火災発生時には近隣住民が集まり、消火活動の様子を見守った。近くに住む男性は「まさかこんなことが起こるなんて」と話していた。
警察と消防は出火原因など詳しく調べている。
文化財は無事
同市教育委員会は同日、同神社が所有する県指定有形文化財(彫刻)の「能・狂言面」45面の他、市指定有形文化財(工芸品)の「石造鳥居」1基と「石造手水鉢」1基が無事だったと発表した。
※2026年4月27日午後9時53分更新