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『グレムリン3』脚本が完成、あとはスティーブン・スピルバーグの承認待ち

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かわいらしいギズモと恐ろしいグレムリンが街を大混乱に陥れる、80年代の人気ホラーコメディ映画『グレムリン』第3作の脚本がついに完成したことがわかった。現在はプロデューサーのスティーブン・スピルバーグの承認待ちだという。

かねてより企画の噂があった第3作について、『グレムリン』前2作で主演を務めたザック・ギャリガンは、マンチェスター・コミコンのパネルにて「35年の時を経て、ついに脚本が完成しました」と報告。「ワーナー・ブラザースは製作にかなり興味を持っていて、今はスピルバーグ氏が脚本を読んで、承認するのを待っているようです。これは『ビートルジュース ビートルジュース』の成功のおかげでしょう」と語った。

『ビートルジュース ビートルジュース』は、1988年公開の『ビートルジュース』の続編で、世界興行収入4億5,200万ドルを記録する大ヒットに。『グレムリン』と同じ80年代の人気作品の続編が成功したことで、スタジオが『グレムリン3』の製作に本腰を入れ始めたのだとギャリガンは感じているようだ。

ジョー・ダンテ監督、スティーヴン・スピルバーグ製作の『グレムリン』は、1984年に第1作が、1990年に続編『グレムリン2 新・種・誕・生』が製作。独特の世界観とキャラクターで世界中に熱狂的ファンを持つ人気シリーズとなった。第3作の企画は2013年に始動しており、第1作の脚本を手がけたクリス・コロンバスは、2017年から第3作の執筆に着手し、2020年には「脚本は完成している。ぜひ実現させたい」と。その後、2025年1月の時点でも企画開発の事実が。

もっとも、現時点でワーナーは脚本家の名前を明らかにしておらず、監督が就任しているかどうかも不明。当初プロデューサーを務めると報じられた『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』シリーズのセス・グレアム=スミス&デビッド・カッツェンバーグが現在も関与しているかどうかもわからない。

なお、『グレムリン』ユニバースはビデオゲームなどを通じても拡大しており、2023年からはギズモの前日譚アニメシリーズ「Gremlins: Secrets of the Mogwai(原題)」が米HBO Maxで2シーズンにわたって製作された。

長年にわたって人気を誇る『グレムリン』がついに実写映画で復活となるか、世界中のファンが期待を寄せている。いまはスピルバーグのゴーサインを待つばかりだ。

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