多摩美×相模原弥栄 夢大通りでイベント開催 高大連携で地元活性へ〈相模原市中央区〉
多摩美術大学の学生と相模原弥栄高校の生徒が連携する「高大連携まちづくりプロジェクト」が1月15日と16日、さがみ夢大通り商店会を会場とした街歩きイベント「あむちゃんみっけ隊‼」を開催した。
同大学の講義の一環として実施された同イベント。これまでアートラボはしもとを通じて活動していたが現在は閉館中のため、拠点を初めて商店会に移し、「アートの視点から活性化を図ろう」と、今回のイベントを企画した。
学生らが考案したさがみ夢大通りのオリジナルキャラクター「あむちゃん」が分裂した姿だという「ちびあむちゃん」が商店会内に散りばめられており、それを探し出して総数を当てるという街歩き形式で実施された。
イベントには約320組が参加し、商店会内を周遊。景品のために制作した缶バッチなどのグッズが無くなってしまうほど、想定以上の盛況ぶりだった。イベントのパンフレットを手掛けた松澤薫さん(同大2年)は、「子どもがイベントの様子を見て『あむちゃんやりたい』と声をかけてくれてうれしかった」と笑顔を見せると、川井香和(かな)さん(同)は、「地域の人との関わりあいなど、学校の中では体験できない貴重な経験ができた」と話した。