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東京の気になる絶品トースト5選。パンとバターの幸せな香りはモーニングにもランチにもおすすめ!

さんたつ

喫茶店のメニューを見ると、つい気になってしまうトースト。パンの厚み、焼き方から切り方までさまざまで、決してモーニング専門要員じゃありません。お店のポリシーが凝縮したトースト5選を紹介するので、おいしいコーヒーと一緒にいかが?

エスポワール[門前仲町]

オーブンが生み出す至福の食感

パンの奥に染み込むバターの風味がたまらないトースト480円、ブレンドコーヒー480円。

きれいに四分割された厚めの食パン、さらに細かく途中まで包丁が入ってる。その切れ目から流れ込んだバターが、熱々ふんわり柔らかな内部までじんわり染みこんでる。サクッと焼き上がったパンの耳の旨さに思わずうなってしまう。1970年の開店当初からガスオーブンにこだわる理由は、最初の一口でわかる。この味が誰もが知る大手の食パンで出せるのか! 元パン屋という経験が編み出すトーストは、多くの超人気サンドイッチメニューに負けない味わいなのだ。

東京屈指のふわふわ玉子サンド660円。
完璧な連係プレーをみせる店主の林英雄さん栄子さん夫妻。
平日はご近所さんでにぎわう。

『エスポワール』店舗詳細

エスポワール
住所:東京都江東区富岡1-9-8/営業時間:9:00~18:00LO(日・祝は~17:00LO)/定休日:土(縁日の場合は翌月)/アクセス:地下鉄東西線・大江戸線門前仲町駅からすぐ

珈琲アロマ[浅草]

ポップアップトースターの達人

2枚3枚と注文する人も多いトースト110円。ブレンドコーヒー350円。

1964年の開業当時、まだペリカンが三河屋と名乗ってた頃から小さい角パン一筋。そして昔ながらのポップアップトースター一筋。焼き具合を何度も確認し、その都度裏返し、すぐ脇のまな板と同じ色になったら出来上がり。おやつ感覚の人もいれば、ちょいと小腹を満たしたい人もいるので、あえて一枚売りなのも、ご主人の優しさ。きめ細やかなパンと浅煎りネルドリップのコーヒーの相性は抜群だ。「飽きのこない味とサイズなんです」。

絶品マスタードが味を引き立てる名物オニオントースト280円。
忙しい時には2台のトースターを駆使する店主・藤森さん。

『珈琲アロマ』店舗詳細

珈琲アロマ
住所:東京都台東区浅草1-24-5/営業時間:8:00~18:00/定休日:水・木/アクセス:東武スカイツリーライン浅草駅から徒歩1分

珈琲道場 侍[亀戸]

迫力の45㎜厚を優雅に食すひととき

バタートースト432円。ブレンド464円。

モーニングでしか知らない人は、ランチや単品のトーストにビックリするだろう。厚みばかりか切り方まで違う。やや薄めで斜め二等分するのは朝のみ、それ以外は厚切りトーストの横四分割カット。長いカウンターに並ぶロッキングチェアに座り、落ち着いた照明の中、ふとカウンター奥を見ると、洋酒の瓶がずらり。日が落ちればバーとしても利用できる万能選手。このトーストと雰囲気なら確実に飲める。トーストは新たな次元へ……。

夜のバー使いのおすすめはコーヒーベースのオリジナル殿様カクテル648円やポテトピザ648円。
注文を受けてからパンをカットする店長・春日さん。

『珈琲道場 侍』店舗詳細

珈琲道場 侍
住所:東京都江東区亀戸6-57-22 サンポービル2F/営業時間:8:00~24:00/定休日:日(祝日の場合は営業)/アクセス:JR総武線・東武亀戸線亀戸駅からすぐ

珈琲専門店 エース[神田]

名物より高いトーストのヒミツ

銀皿もバター入れも開店当時のままのトースト220円。ブレンドコーヒー420円。

『エース』はどこまでもらしい 。懐かしくほんわかした店内そのままに、清水さん兄弟のもてなしと、のりトーストの郷愁。それは普通のトーストにも言える。銀のお皿、ジャムとバターを添えるガラスの容器、かわいいスプーン、2つ切りしたトーストを横に立てる景色までがエースそのもの。それがのりトーストより高いのは、「のりトーストを知ってもらうために、あえて安くしてるのです」。下町の優しさを感じる訳ありの一皿だった!

醤油&海苔の日本的ハーモニーが懐かしいのりトースト170円。
英勝さん徹夫さんの清水兄弟の穏やかさが満ちる。

『珈琲専門店 エース』店舗詳細

珈琲専門店エース
住所:東京都千代田区内神田3-10-6/営業時間:7:00~18:00(土は~14:00)/定休日:日・祝/アクセス:JR・地下鉄神田駅から徒歩2分

自家焙煎 珈琲舎ロッセ[町田]

細長トレイにフィットする斜め切り

焼きすぎない柔らかな風味のトースト350円。

ちょいと炙(あぶ)ったくらい、淡いきつね色に仕上げた厚切りパン。斜めにカットされて、まさにこの食パンのために誂(あつら)えたのではないかと言いたくなるような横長トレイにサッと載せる。穏やかな火の通り具合が優しい。添えられた塩の瓶にコーヒー豆が数粒入っているのが泣かせる。パンは近所で調達、しかも毎日取りに行くという。町田で最初のコーヒー専門店として開業し、今は家族2世代が、変わりゆく街で変わらぬ味を届け続ける。

年季の入ったマシンで少量焙煎するので、常に新しいコーヒー豆が並ぶ。いろどりのブレンド華500円。
店主安井芳夫さん夫妻と焙煎担当の息子・嘉浩さん。

『自家焙煎 珈琲舎ロッセ』店舗詳細

自家焙煎 珈琲舎ロッセ
住所:東京都町田市原町田4-3-6/営業時間:9:30~19:30/定休日:水/アクセス:JR横浜線町田駅から徒歩2分

取材・文=高野ひろし 撮影=鈴木愛子

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