卵は常温に戻すべき?目安時間は?失敗しない戻し方と注意点
お菓子作りでは卵を常温に戻したほうが失敗しにくい
結論から言うと、お菓子作りでは常温に戻した方が失敗しにくいです。しかし、必須ではなく、レシピによって必要度が異なります。
特に必要度が高いのはスポンジケーキやバターを使うお菓子。ただし、室温20〜25℃を目安に夏は気温が高いので食中毒防止の観点から戻しすぎないよう注意しましょう。一方、卵焼きや目玉焼きは常温に戻す必要はありません。
卵を常温に戻す理由
卵を常温に戻す理由
分離を防ぐため
泡立ちが良くなるため
火の通りが均一になるため
分離を防ぐ理由
バターは冷えると固まりやすいので冷たい卵を生地に加えるとバターが固まってダマになってしまい混ざりにくくなります。
泡立ちが良くなる理由
卵は冷たいと泡立ちにくく、スポンジがうまく膨らまない原因となってしまいます。
火の通りが均一になる理由
材料に温度差がある生地全体の温度が下がってしまい焼きムラの原因となります。特に熱の通りにくい中心部は生焼けになりやすいです。また、メレンゲやベーキングパウダーの働きが弱まり膨らまない原因にもなります。
卵を常温に戻す正しい方法
基本的には室温20〜25℃で戻し時間20〜30分を目安とするのがよいでしょう。
コツ・ポイント
冷蔵庫から出してそのまま置く
ボウルに入れておく
急ぐ場合はぬるま湯(30℃以下)で5〜10分
電子レンジはNG
季節 / 目安時間
夏 / 10~15分
冬 / 30分
卵を常温に戻すときの失敗例
卵を常温に戻すときの失敗例
夏場は30分以上NG、食中毒リスクがある
直射日光は温度上昇が急激になる
割って放置するのは雑菌混入になる
常温に戻す必要性やその理由をお話ししましたが、食中毒を起こさないための注意点を理解することも大切です。
お菓子のレシピ別!卵を常温に戻す必要度
種類 / 必要度
スポンジケーキ / 必須
クッキー / できれば
プリン / どちらでも可
卵焼き / 不要
膨らみやなめらかさが必要なお菓子は常温が安心、混ぜるだけや焼くだけの料理は大きな差が出にくいです。
お菓子作りを目的とする場合は必要!
常温に戻すのは主にお菓子作りを目的とする場合に必要な工程です。
目安は室温20〜25℃で20〜30分程度。特に夏場は食中毒のリスクが高まるため、戻し過ぎには注意しましょう。また、急ぐ場合はぬるま湯を使うなどし、「レシピに合わせて使い分けるのが正解」です。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
ライター:ちぐあさ(料理家/管理栄養士)