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コロナ禍でアトリエに篭り、制作に打ち込むことで生まれた作品 横尾忠則現代美術館『Forward to the Past 横尾忠則 寒山拾得への道』神戸市灘区

Kiss

《寒山拾得 2020》 2019年 作家蔵

横尾忠則現代美術館(神戸市灘区)で4月9日より『Forward to the Past 横尾忠則 寒山拾得への道』が始まります。

開館10周年記念として、横尾忠則さんの最新作を一堂に展示。これらは、新型コロナウィルス感染症の流行によって外出も人と会うこともままならなかった横尾さんが、アトリエに篭り、制作に打ち込むことで生まれた“これまでの作品とは異なるタイプ”の作品だそう。

《突発性難聴になった日》 2019年 作家蔵(右画面:横尾忠則現代美術館寄託)


中でも大きなテーマとなっている寒山拾得のモチーフは、中国は唐の時代の僧で、山に住み、詩を詠むも奇行を重ねるという特徴から数々の文学や美術に取り上げられてきました。俗世から離れ創作活動に勤しむ彼らの姿に横尾さんは何を見たのでしょうか…。

《寒山拾得・其ノ二》 2021年 作家蔵


新作と過去の作品を参照することで、作家自身が「朦朧体」と呼ぶ最新の様式こそが、実は数十年におよぶ絵画との格闘と模索の末に到達した理想の境地だったのではないかということを考察します。

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