【セ・リーグCSファイナル】踏みとどまった巨人、最終戦はエース・戸郷に託す DeNAは第1戦の勝利投手・ケイが先発
いざ最終決戦、勝った方が日本シリーズ進出
10月16日に開幕した『2024 JERA クライマックスシリーズ セ』ファイナルステージは最終第6戦までもつれこんだ。4年ぶりにセ・リーグを制した巨人はよもやの3連敗で崖っぷちに立たされるも、そこから2連勝でアドバンテージを含めた対戦成績を3勝3敗のタイに戻した。
迎えた第6戦、先発マウンドを託されたのはエースの戸郷翔征だ。今季は26試合の登板で12勝8敗、防御率1.95の好成績。クオリティスタートはチーム最多の21と安定感が光り、この大一番では最も頼りになる存在と言える。
初戦は黒星を喫したものの、7回途中2失点と内容は悪くない。中4日の登板になるが、チームを勝利に導く投球に期待がかかる。
初戦で戸郷に投げ勝った左腕
対するDeNAは来日1年目の左腕アンソニー・ケイがシリーズ2度目の先発マウンドに向かう。
戸郷と投げ合った第1戦では6回1安打無失点の快投。9月は巨人相手に連敗を喫していただけに、大一番での勝負強さが光った。
戸郷と同じ中4日の登板になるが、前回からの良い流れを継続して巨人打線を封じることができるか。大一番で再びの快投に期待したい。
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記事:SPAIA編集部