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人・まち・デザイン賞 中区から3団体が受賞 魅力あるまちづくりを評価〈横浜市中区・横浜市西区・横浜市南区〉

タウンニュース

PortPlusの外観=提供写真

魅力あるまちづくりを推進することを目的に市が隔年で実施している「第11回横浜・人・まち・デザイン賞」の表彰式が5月22日に行われ、中区から3団体が選出された。

地域まちづくりに関して特に著しい功績のあった活動を表彰する「地域まちづくり部門」では「ヨコハマ海洋市民大学」と「関内外OPEN!」が受賞。都市景観の創造や保全に寄与したまちなみを構成する建造物等を表彰する「まちなみ景観部門」では「PortPlus大林組横浜研修所」が選ばれた。

同賞は市民から自薦・他薦を問わず募集。今年は地域まちづくり部門で31通の応募から7件が、まちなみ景観部門で52通から4件が受賞した。

海を市民とつなぎ守る

ヨコハマ海洋市民大学実行委員会は2014年から年間20回の講座を開講。横浜の海が抱える社会問題を自ら考え行動できる人の養成を目的に活動している。

金木伸浩実行委員長(63)は「海と市民をつなぐハブを目指してきた。まずは海のことを知ってほしい」と話す。

横浜の魅力、特徴である「海」を多角的に捉え、専門家や海や水辺をテーマに活動する団体と連携するなど、市民の活動への「関わりしろ」の多さが認められた。

クリエイターと地域結ぶ

エリアに集積するクリエイターからなる、関内外クリエイターズと(公財)横浜市芸術文化振興財団によるイベント「関内外OPEN!」。活動を市民に周知するため、09年から年1回、仕事場見学や公共空間を活用した催事を行っている。

地域に集まる柔軟で新しい発想を生かし、都市における新しい地域とのかかわり方の可能性を示していると評価された。

表彰を受け、関内外クリエイターズの安食真代表(39)は「今後も地元の企業や団体と連携しながらクリエイターのスキルを生かし地域と関わっていきたい」と話した。

木の特性生かした建築

(株)大林組が建材を可能な限り木材に置き換え、22年3月に竣工した中区弁天通にある日本初の高層純木造耐火建築物。高さ約44mの地上の主要構造部のすべてが木の純木造であり、建物の角の柱をなくし、十字形のユニットが連続するショーケースのような外観にもこだわっている。

環境保護・改善問題への取り組みが進む中で、木造建築によるCO2排出量の大幅削減、美的にも優しい表現ができていると評価された。

同社営業総本部の岡有さん(58)は「市の景観の1つとして市民の方々の意識に定着し、末永く評価されることを願っている」と話した。

海洋市民大学のアクティビティ=提供写真
関内外OPEN!の会場の様子=提供写真

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