工夫を凝らした催しに子どもら笑顔 中学生・高校生が夏祭りを運営【東広島】
中学生・高校生ボランティア団体のゆーすふるアカデミーは8月1日、児童青少年センター(東広島市西条西本町)で「みんなおいで! 夏祭り」を開いた。アカデミーのメンバーが5月から企画をスタート、限られたスペースの中で工夫をこらし、楽しいイベントにしたいと準備を進めてきた。
会場には園児から小学生の親子約400人が来場し、スーパーボールすくいやヨーヨーつり、ビーズアクセサリーやうちわづくりなど盛りだくさんの催し物を楽しんだ。
会場の隣室では、近畿大学附属広島高・中学校東広島校自然科学部の生徒が、スライムづくりを担当。子どもたちは好きな色とラメを混ぜ合わせてキラキラのスライムづくりも体験した。
参加した西条小5年のアマヤグプタさんは「射的とスライムづくりを楽しみにきた。夏休みの思い出の一つになりそう」と笑顔。アカデミー会長の県立広島高校2年・大元和奏(おおもと・わかな)さんは「想定以上に多くの人が来場し、運営は大変だったけど、楽しそうな子どもの笑顔に癒やされた」とうれしそうに話していた。
ゆーすふるアカデミーは東広島市内に在住または通学する中学生・高校生23人が、ボランティアをメインに活動している。(𦚰)
プレスネット編集部