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最近ではオシャレ化も!?『ねこまんま』の地域差や基本を総まとめ!

オリーブオイルをひとまわし

最近ではオシャレ化も!?『ねこまんま』の地域差や基本を総まとめ!

白いご飯に鰹節や味噌汁をかけて作る「ねこまんま(猫飯)」。一般的には関東地方では鰹節や醤油をトッピングしたもの、関西地方では味噌汁をかけたものとして定着している。しかし「ねこまんまは行儀が悪い」といわれることも少なくない。今回はそんなねこまんまについて詳しく解説する。

1. ねこまんまとは?

ねこまんま(猫飯)とは、ご飯に鰹節や味噌汁などをかけた料理のことである。一般的に関東地方ではご飯の上に鰹節をトッピングした料理を指し、関西地方ではご飯に味噌汁をかけた料理を指すことが多い。また、最近はねこまんまをベースにしたアレンジ料理も増えている。なお、関西地方でよく食べられている「汁かけのねこまんま」は、作法に反するため行儀が悪い料理とされている。

広辞苑における「ねこまんま(猫飯)」

広辞苑(第7版)には「ねこまんま(猫飯)」という項目はないが、同じものである「猫飯(ねこめし)」という項目はある(※1)。そんな猫飯の意味は「猫に与える飯のように、味噌汁をかけたり削り節を散らしたりした飯。」となっている。猫とは「動物の猫」のことであり、まんまとは「ご飯やめし」を意味する幼児語の一種である。なお、「にゃんこめし」などと呼ばれることもある。

ねこまんまの名前の由来

ねこまんまの名前の由来は明確ではないが、もともとは「猫に与える餌」を指していたといわれている。キャットフードがない時代は、猫に人間の残飯を与えることが多かった(※2)。そのため、猫へのご飯が「ねこまんま」になったようだ。なお、現在はキャットフードが主流になっているため、残飯を与えることは少ない。ただし、名残りから猫のご飯を「ねこまんま」と呼ぶことはある。

2. 関東地方と関西地方の違い

前述のとおり、ねこまんまには「鰹節ご飯」と「味噌汁ご飯」の2種類がある。ここでは、それぞれのねこまんまの特徴や別名などを紹介する。

関東地方のねこまんまとは?

関東地方のねこまんまは、ご飯に鰹節と醤油をかけた料理。また、ご飯に鰹節を混ぜ込んだ料理を指すこともある。鰹節のうま味が楽しめて、サッパリと美味しく食べることが可能だ。一般的なねこまんまという名前以外に、「鰹節ご飯」「おかかご飯」などと呼ばれることもある。

関西地方のねこまんまとは?

関西地方のねこまんまは、ご飯に味噌汁をかけた料理。関東地方のものよりも味は濃くて、柔らかいご飯と味噌汁の塩気を楽しめる。お茶漬けなどと同じ汁かけご飯の一種ではあるが、一般的にはマナー違反と見なされていることが多い。「味噌汁ご飯」「ぶっかけご飯」などと呼ばれることもある。

3. ねこまんまの作り方とアレンジ方法

ねこまんまの作り方は簡単で、関東地方のものなら「ご飯に鰹節をトッピングしてから醤油をかける」、関西地方のものなら「ご飯に味噌汁をかける」でよい。しかし、ねこまんまはネギやバターをトッピングするなどのアレンジも可能となっている。以下の記事ではねこまんまの作り方やアレンジ方法などを紹介しているので、興味があるならぜひ一緒にチェックしておこう。

4. ねこまんまと似ている海外のご飯2選

味噌汁をかけて作るねこまんまは日本ではマナー違反とされることが多い。しかし、世界にはご飯に汁物をかけて食べる料理が存在しており、現地ではマナー違反となっていない料理も多くある。そんなねこまんまと似ている海外のご飯を2種類紹介しておこう。

その1.カンボジアのご飯

カンボジアでは、スープ状のおかずとご飯の組み合わせが基本となっており、ご飯に汁物をかけて食べることが多いという。また、カンボジアには朝食の定番として「ボボー」というお粥のような料理もある。汁物と一緒にご飯を食べるのは、カンボジアではごく一般的であるといえそうだ。

その2.韓国のご飯

韓国にもご飯に汁物をかけて食べることがあり、代表的な料理には日本でも有名な「クッパ」がある。クッパとは、塩気の効いた「コムタンスープ」や辛みがある「ユッケジャンスープ」などをご飯にかけて作る料理だ。なお、普通のご飯とスープを一緒に食べるときは、ご飯をスープにつけて食べよう。

結論

ねこまんまには、白いご飯に鰹節と醤油をかけて作る関東地方のものと、白いご飯に味噌汁をかけて作る関西地方のものがある。そのため、出身や育ちによっては同じ「ねこまんま」でも、異なる料理を指している可能性もある。ただし、これらの区分はあくまで一般論であり、関東地方で「汁かけご飯」、関西地方で「鰹節ご飯」を食べることもあるようだ。【参考文献】※1:広辞苑(第七版)「猫飯」※2:NHKテキストView「食事は? 病気になったときは? 江戸時代の猫の暮らし」

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部
監修者:管理栄養士 中山沙折

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