焼き鳥が大好きな店主がオープンした尼崎の『ひよこ家』6種類もある「つくね」が自慢 尼崎市
JR尼崎駅近くにある、かわいいひよこのイラストが目印の焼き鳥店『ひよこ家』(尼崎市)へ取材に行ってきました。
駅から南へ徒歩約7分のところにあるお店です。
中は想像していたよりも広くカウンター席を始めテーブル席も多くあるので、一人でも複数人でもゆったり食事を楽しめる空間となっています。
店主は元々焼き鳥が大好きでいろいろなお店を食べ歩きされていたそうで、子育ても一段落し自身が大好きな焼き鳥店をやってみたいと思い、1年間ほど修行された後2023年12月に同店をオープンされました。
オープンして3か月ほどは不安や多忙で、どうやって毎日を過ごしていたのか記憶にあまりないほどだそうですが、今はお店にも慣れ時間の使い方がうまくなってきたように思うと話しています。
買い付けから串うち、焼きまでほとんどを1人でこなしており、オープンは17時からですが、朝から店で作業されているそうです。
「焼き鳥」をはじめ「唐揚げ」や「鶏の造り」「一品料理」などいろいろあるのですが、その中でもおすすめの「つくね(チーズ)」「ねっくおろしポン酢」「とりの唐揚げ」を注文させてもらいました。
「つくね」は特に力をいれているメニューで、生の鶏ひき肉からじっくり中まで火を通すので、提供に多少時間がかかるそうです。
先に「ねっくおろしポン酢」が出来上がったのでいただいてみます。食べるとしっかりと弾力があり、身はプリプリで脂ものっていて旨みが強く美味です。上にのったおろしポン酢がさっぱりとしているので何本でも食べたくなります。
「つくね(チーズ)」はころんと丸い形がかわいらしいです。「つくね」はプレーンを含め6種類もあるのですがこちらのチーズが人気No.1とのこと。
外はカリカリで中は噛んだ瞬間、肉汁がぶわ~と口の中であふれ出し、とろりとしたチーズも飛び出すほどでした。モモやムネなど4種類の部位と様々なスパイスを練りこんで作られているので、鶏本来のうま味が存分に味わえるので注文すべき一品です。
「とりの唐揚げ」も人気で筆者も大好きなのですが、一つ一つの大きさが想像以上だったのでこれは複数人でシェアすることをおススメします!
しっかり下味がついていて熱々でジューシーでお酒が進むこと間違いなしです。
「皮」もぜひということで塩とタレ両方を食べ比べさせてもらいました。皮はパリパリで塩加減も最高です。
こちらのタレが店主おススメで塩派の筆者でしたが、カリカリに焼かれた皮と甘めのタレが相性抜群でこちらに心奪われてしまいました♡
店主は昔から焼き鳥と酒場のワイワイ、ガヤガヤした楽しい雰囲気が大好きで、自分の作った料理を食べて楽しそうに過ごすお客さんの姿に、毎日ほっこりした気持ちになるそうです。
新しい世界に飛びこみ、自身の“好き”がお客さんの笑顔につながっているという話に、筆者もなんだか嬉しくなりました。
場所
ひよこ家
(尼崎市長洲本通1-16-20)
営業時間
17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日
日曜日(月曜日もお休みの場合あり)