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「文豪ストレイドッグス 迷ヰ犬達ノ宴 其ノ四」【昼の部】レポート|シリーズ10年の歩みを上村祐翔さん、宮野真守さんら声優陣の朗読劇&トーク、GRANRODEOをはじめとする豪華アーティスト陣の楽曲たちで改めて振り返る

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

2026年に第1シーズンの放送からちょうど10周年となるアニメ『文豪ストレイドッグス』。その10周年を祝うイベント「文豪ストレイドッグス 迷ヰ犬達ノ宴 其ノ四」が、先日2026年4月26日(日)にパシフィコ横浜 国立大ホールで実施されました。

イベントには中島敦役の上村祐翔さん、太宰治役の宮野真守さん、泉鏡花役の諸星すみれさん、芥川龍之介役の小野賢章さん、中原中也役の谷山紀章さんが登壇。

そして声優陣に加えて、シリーズのオープニング&エンディングをはじめとする主題歌に携わったGRANRODEO、ラックライフ、SCREEN modeも勢ぞろい。アニメ『文スト』の10年を改めて声優陣による朗読劇やトーク、アーティスト陣の楽曲で振り返る記念すべきイベントになりました。

本稿では、このイベントの【昼の部】の模様をレポートします。

 

【写真】「文スト 迷ヰ犬達ノ宴 其ノ四」【昼の部】レポート

キャラクター同士の掛け合いが光った朗読劇「空の上にて」

条野採菊、末広鉄腸、大倉燁子の掛け合いによるコミカルな開演前の前説の後、声優陣が舞台上へ現れ原作・朝霧カフカ先生による書き下ろしの朗読劇「空の上にて」が披露されました。

この「空の上にて」は、欧州へ赴いた帰りの航空機の中、芥川龍之介・中原中也のポートマフィア2人が、中島敦・太宰治・泉鏡花の武装探偵社3人の尾行に気づくところから物語が始まります。


冒頭の芥川と中也の掛け合いでは、隣の席に座る中也の話には上の空で免税品のカタログを読みだす芥川など、思わず和んでしまうような場面も。

また、尾行に気づかれていることから、太宰の方から中也たちに声をかけにいくという、あまりにも大胆過ぎる行動も見られました。この時に中也の葡萄酒を太宰がくすねていく訳なのですが、空を飛んでいるはずの飛行機から忽然と姿を消した太宰。密室かつ上空では逃げ場なんてないはずなのですが……!?


太宰に次いで、敦も姿を消し、残ったのは鏡花、芥川、中也の3人。そのうち中也も何かに気づいたように姿を消し、最終的に鏡花と芥川というかつてのポートマフィアでの上司と部下コンビが残されました。

途中、鏡花と芥川のまるで兄妹かのようなセリフの応酬に会場からも笑いがあふれる場面などもありつつ、ふたりがこれまでのポートマフィアでの関係性を思い返すような場面もあり、10年の積み重ねの中で描かれてきたキャラクターたちの変化が見られる一幕にもなっていました。

その後、残された鏡花と芥川も真相に気づくことに。大団円となる本朗読劇はこの10年間『文スト』を追いかけてきたファンを大いに喜ばせました。この物語の真相が知りたい方は、ぜひカドストで予約受付中の朗読台本を手に入れてみてください。


この朗読劇を堪能した後、会場に登場したのはSCREEN modeのおふたり。まずは第2シーズンのオープニングを飾った「Reason Living」で会場のテンションをぶち上げると、続いてのMCでは『文豪ストレイドッグス』の10周年への感慨を語りました。

SCREEN modeが2曲目として第3シーズン挿入歌「WRIGHT LEFT」を熱く歌い上げたところで、続いて朗読劇を披露してくれた上村さん、宮野さん、諸星さん、小野さん、谷山さんによるトークパートへ。

 

 

「名前を呼ぶよ」をはじめ数々のエンディング楽曲を披露したラックライフ

トークパートではこれまでのシリーズ作品を振り返りつつ、キャラクターたちの関係性の移り変わりにフォーカスしていきました。まずは中島敦と泉鏡花のふたり。


ここでは第8話、第10話、第20話、第24話、映画『DEAD APPLE』、第45話からいくつかシーンがピックアップされており、中島敦と泉鏡花の互いのキャラクターにとって、相手の存在がどのように影響を与えたのか上村さんと諸星さんが語ってくれました。

続いて太宰治と中原中也。このふたりは互いに因縁があり嫌いあっているといった印象だそうですが、宮野さんと谷山さんがまるで漫才かのようなトークを展開すると会場から笑いが漏れ聞こえる場面も。

最後は太宰治と芥川龍之介について宮野さんと小野さんが、互いのキャラクターの出会いや関係性の変化など歴史を振り返りました。太宰治と芥川龍之介に関しては第10話、第14話、第24話、第53話から名場面が挙げられていました。

再びのライブパートへ。今度はラックライフのメンバーがステージに上がると、1曲目は第1シーズンエンディングの「名前を呼ぶよ」を披露。

続けて2曲目である第3シーズンエンディング「Lily」、舞台「文豪ストレイドッグス STORM BRINGER」から「声」、第4シーズンエンディング「しるし」、第5シーズンエンディング「軌跡」と次々とシリーズを彩った名曲たちで会場を湧かせていくラックライフ。

特に3曲目「声」終盤におけるLOVE大石さん(※ドラムス)の華麗なスティックさばきは圧巻で、思わず目を奪われた方も多かったことでしょう。5曲目の「軌跡」については、これまでの色々な出会い……そして『文スト』と共に歩んだ10年もの歳月を感じさせる歌声を会場に響かせてくれました。

 

最後は登壇者&会場で「ストレイドッグスに乾杯」

ライブパートの後に、このイベントに幾人かのキャスト陣からのコメントが公開。トップバッターとなったのは江戸川乱歩役の神谷浩史さんで、最初は他のキャラクターのオーディションを受けていたところから江戸川乱歩役に決まったことなど、当時の収録やオーディション時のエピソードを明かしました。

その後は、織田作之助役の諏訪部順一さん、蘭堂役の内田夕夜さん、シグマ役の千葉翔也さん、福地桜痴役の大塚明夫さんといった豪華声優陣からのボイスコメントが届けられました。作品への思い入れやキャラクターについて語る方が多かったので、会場に集まったファンも次々とコメントが流されていく間も大いに心を温かくしていたことでしょう。

ラストのライブパートは、いよいよGRANRODEOの出番となりました。まずは第5シーズンオープニング「鉄の檻」、映画『DEAD APPLE』オープニング「Deadly Drive」で会場のテンションを最高潮へと導きMCに。

20年活動を続けたキャリアのうち、その半分の10年は『文スト』の楽曲たちを制作してきたそうですが、おふたりによるとこの作品のおかげでGRANRODEOのカッコいい楽曲がさらに増えたのだとか。

続いて映画『文豪ストレイドッグス BEAST』から「時計回りのトルク」、第1シーズンオープニング「TRASH CANDY」を会場のパシフィコ横浜どころか、その外まで熱量を届けるかのような歌声で響かせるとそろそろエンディングの時間。

制作スタジオ・ボンズで長らく作品に関わる描き手による20点の連作版権の公開や、漫画・春河35先生による十周年記念イラスト〜横浜篇〜の公開など、ファンにはたまらない情報を告知していった後に、最後にこの日の登壇者たちからメッセージがありました。

その中では、上村さんの提案でエアグラスとはなりましたが、会場のみなさんと「ストレイドッグスに乾杯」を行う場面などがあり、本イベントは幕を閉じました。

終演後には中島敦、太宰治、泉鏡花、中原中也、芥川龍之介らから集まったファンへの感謝を語るカゲナレや、立原道造&エリス&森鴎外の掛け合いによる場内アナウンスもあり、最後の最後までファンを楽しませていました。

以上、「文豪ストレイドッグス 迷ヰ犬達ノ宴 其ノ四」【昼の部】の模様をお届けしました。10周年を経てなおまだまだ展開が続いている本作。これまで追いかけ続けてきたみなさんはもちろんですが、これから触れてみたいと考えているみなさんも各種配信サイトなどでチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

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