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「ピンポーン!」突然の改札機のエラーにはどう対処するべき?

鉄道ホビダス

text & photo:鉄道ホビダス編集部

 改札機にいつも通りICカードをタッチ…したつもりが「ピンポーン」とエラー音が鳴って通れず…という経験は稀にあるかと思います。後ろから人が続いて来ている場合は少し焦ってしまうことも。ですが意外に「改札機の言う通り」にすることが対処としての近道だったりします。

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■タッチがしっかりできていない時

 タッチをしっかりせずに改札を通ってしまった場合、そのままタッチエラーとなり改札機が閉じてしまいます。ほとんどは改札機の音声で「もう一度タッチしてください」と言われますので、単純に一度改札機の外へ出て、赤いランプが消えて青に変わってから再度改札機にタッチしましょう。なお、改札機の中でそのままとどまっていてもエラーがリセットされませんので、落ち着いて必ず下がってからもう一度タッチしましょう。後ろに人がいる場合はお気をつけくださいね。

■入場・出場記録がなくタッチしてしまった時

 改札機への入場時や出場時、処理の問題などでタッチがしっかりとされない(記録がされていない)まま通ってしまう時が稀にあります。そうした不具合によって次改札を通る時はエラーとなってしまいます。多くは改札機の音声で「係員のいる改札口へお回りください」と案内されるはずですが、この際はもう一度タッチしても結果は同じですので、改札機の指示に従い係員のいる改札窓口へ行き、事情を説明して通してもらいましょう。

■ICカードの残高不足の場合

 ICカード乗車券で多いのがこの「残高不足」。うっかりチャージし忘れてしまい改札機で引っかかってしまうという場合が多いでしょう。こうした際も改札機からは「チャージしてください」と案内されるはずなので、素直に一旦戻り、券売機やチャージ専用機で現金をチャージしてから再度改札を通るようにしましょう。

 ちなみに、初乗り時に改札を通る際の最低残高は各社・各地域でまちまちです。Suica(JR東日本)やPASMO、Kitaka(JR北海道)の場合は初乗り運賃が最低でも入っていないと「残高不足」として通れないようになっていますが、ICOCA(JR西日本)は1円でも入っていたら通過可能であったり、関西私鉄圏のPiTaPaやSUGOCA(JR九州)は10円、TOICA(JR東海)や中京圏私鉄のmanacaは0円であったりと、ルールは地域によって差があります。通る際は残高を必ずチェックしてから通るか、オートチャージ機能をつけるというのが望ましいでしょう。

 最近の改札機はエラーによって案内する文言が変化します。まずは一旦落ち着いて改札機の言うことに耳を傾け、その指示に従うことが大事です。

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