要予約!40分かけて作るPiiloのまるで絵本なパンケーキ|広島市中区
広島市中心部、オフィス街にある「Piilo(ピーロ)」には、オープンして以来、注文が殺到しているパンケーキがあります。
絵本の世界に迷い込んだような店構えと、絵本に登場しそうなパンケーキ……!
組み合わさった至福の世界観に、思わず笑顔がこぼれます。
今回、編集部は看板メニューのパンケーキと、こだわりのシフォンケーキを使ったパフェを取材してきました。
piiloパンケーキ(プレーン)
絵本“ぐりとぐら”からインスピレーションを得た「piiloパンケーキ(プレーン)」は、まさに絵本の世界に出てきそうなパンケーキです。
注文が入ってからメレンゲを立てて生地を作り始めるため、出来上がるまで40分かかるのだそう。スキレットに流し込まれた生地は、170度のオーブンで20分かけてじっくり火を通していきます。
出来上がりのふくらみは時間が経つにつれてしぼんでしまうので、なるべく早くお召し上がりくださいね。
パンケーキはお好みでメープルシロップをかけていただきます。生地自体に甘さがあるので、調整しながらかけてくださいね。
ナイフを入れると、パンケーキの軽さにするすると刃が通っていきびっくり!実際に食べてみると、ふわふわなのにしっとり、しゅわしゅわして口の中で溶ける……。なんとも不思議な口どけのパンケーキです。
生地はほんのり甘く、パンケーキにのったバターが溶けて甘じょっぱさも絶妙。メープルシロップのほかにホイップクリームも添えられているので、お好みで味を変えながら楽しめます。
焼きたての食感がなくならないうちに、食べてくださいね。
なお、ココア味は生地にココアパウダーが入っており、メープルシロップではなくチョコレートソースがつきます。
プレーンとは違った味わいを楽しめますよ。
ちなみに、一度に焼ける数に限りがあるため、現在は前日19時までの予約制です。電話以外にInstagramのDMからも受け付けています。
当日の状況によっては提供できる場合もあるため、予約をしていない方も一度お店の方に尋ねてみてください。
いちごシフォンパフェ
女性に人気の「いちごシフォンパフェ」は、お店で焼いたシフォンケーキを使った一品。
下からグラノーラ、ホイップクリーム、シフォンケーキ、いちご、ホイップクリーム、アイスクリームが層になっています。
濃厚でまったりとした舌触りのバニラアイスといちごの酸味が絶妙にマッチ。
ホイップクリームは甘すぎず、シフォンケーキと合わせて食べるとちょうど良いバランスになります。
シフォンケーキはテイクアウトにも対応
シフォンケーキに合わせてパフェの組み合わせが決められるほど、パフェの要となっているシフォンケーキ。
パフェに使われているシフォンケーキはカフェメニューだけでなく、ご自宅でもいただけます。
店長の森川さんは「シフォンケーキはこだわりぬいた自慢の一品です」と、話してくれました。
シフォンケーキのレシピは、森川さんのご両親が飲食店を営んでいたときのレシピをそのまま再現。膨らまなかったり潰れたり……試行錯誤の末、今の仕上がりになったのだそう。
森川さんいわく、「パンケーキのレシピを考えるときも、シフォンケーキと違った味わいにしたかったので、両方楽しんでもらえますよ」とのこと。
パンケーキレシピのベースにもなったこだわりのシフォンケーキです。
テイクアウトは毎日プレーンと抹茶の2種類用意されていて、ホールケーキ(2200円)は事前予約で購入できます。
【6月から】夏ドリンクも登場!
カフェ利用の多くの人が、ドリンクも合わせて注文されるとのこと。常設メニューの「クリームソーダ」や「いちごミルク」のほか、暑い季節にぴったりのメニューが期間限定で登場!
6月からは「レモンスカッシュ(520円)」「コーヒーゼリーフロート(580円)」が提供されています。
また、オフィス街にあるPiiloではランチ利用のお客様も多いそうです。カフェだけでなくお昼ご飯にもぜひご利用くださいね。
Piiloのメニュー
Piiloの基本情報とアクセス
広電「袋町」駅から袋町小学校に向かって進みます。広テレプラザがあるT字路を平和大通り方面に曲がると、左手に第2高田ビルが見えます。
お店はビルに向かって右側の階段を登って2階です。ビルの中央入口からは入れないので注意してください。
Piiloの基本情報
住所広島市中区中町5-15 第2高田ビル2階TEL080-8413-8451営業時間ランチ 11:00~15:00
カフェ 11:00~18:00(LO17:30)定休日日・祝公式Instagramhttps://www.instagram.com/piilo_kakurega/
お店の外や中にはムーミンが並んでおり、メルヘンな雰囲気に包まれています。
そんな空間でいただくパンケーキは、まるで自分が絵本の中に入ったような気分で味わえます。訪れる際は、お店の雰囲気ごと満喫してくださいね。
ライター/丸山希
※紹介している内容は2024年5月取材時点のものです。公開後内容が変更している可能性があります。