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【富里市立図書館】認知症書籍コーナーを期間限定で設置!読めば目からうろこが落ちる本ばかり

ちいき新聞

【富里市立図書館】認知症書籍コーナーを期間限定で設置!読めば目からうろこが落ちる本ばかり

9月21日はアルツハイマーデー。

富里市立図書館では認知症の啓発活動を行うキャロットクラブの提案を受け、認知症関連書籍の紹介コーナー「認知症を知ろう」を期間限定で設けています。

当事者や家族だけでなく、認知症に興味のある人全般を対象にしたラインナップ

さまざまな視点から認知症を学べる

コーナーに並ぶのは、認知症の当事者がつづったエッセー、認知症に関わる福祉・医療関連の実用書など約30冊。

展示書籍は、閲覧はもちろん、借りることも可能です。

内閣府の推計によると、2025年には認知症者が65歳以上の国民の5人に1人、実に700万人にもなるといいます。

誰もが人ごとではありません。

コーナー設置を提案したのは富里市のボランティア団体「キャロットクラブ」。

キャロットクラブ代表の岡さん

病院内の多目的室などで「キャロットカフェ」を開催し、認知症当事者やその家族、認知症に興味がある人などが交流できる場をつくっています。

現在はコロナ禍で一時休止していますが、再開次第、情報を配信予定。

コーナーの一角に、詳細が分かるパンフレットも設置しています。

同図書館に市民からコーナー設置の提案がなされるのは初めてだが、市内で活動している団体からの提案であること、2カ月に1度入れ替えを行う常設展示の範囲内であることなどから、展示企画に要望を反映させたといいます。

読めば目からうろこが落ちる本ばかり

キャロットクラブの代表、岡寿子さんは「認知症と診断されると、多くの人が『明日から何もできなくなる?』と不安な気持ちになってしまいます。しかし、本を読めば、それは違うと気付くはず」と語ります。

図書館員におすすめ本(※)の紹介をする岡さん。

当事者のエッセーは、認知症になってもいかにできることが多いか、明るく自分らしく生きられるかを伝えています。

また、認知症ケアや医療福祉サポートに関する本からは、家族も周りの人も安心が得られます。

「このコーナーを通じて、地域のみんなに認知症を知ってほしい。認知症と診断されても、『だから何だ、それがどうした』と言えるような強い気持ちが芽生えれば。また家族だけではなく、地域全体で認知症当事者の方々を支え自分ごととして捉えていってほしいです。富里も、そうなればうれしい」と岡さん。

どの本も、読むほどに認識が変わり、気持ちが軽くなりそうです。(取材・執筆/奥山)

(※)『認知症の私からあなたへ20のメッセージ』(佐藤雅彦著、大月書店刊)

※近隣市民も貸出カード作成可能

富里市立図書館 展示期間/~9月29日(水) 住所/千葉県富里市七栄653-1 電話/ 0476-90-4646

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