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「ゴリラ」が「ドンキ」で大ヒット ドウシシャの最終利益が5割増で上方修正へ

セブツー

生活家電や家庭用品などを扱う総合卸・開発型メーカーののドウシシャは10月31日、2026年3月期の中間期決算を発表した。売上高は589億8200万円(前年同期比8.2%増)、営業利益は61億84300万円(同46.9%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は43億900万円(同49.4%増)と、大幅な増収増益を達成した。原材料費などの上昇といった逆風が続くなかでも、企画力とスピード感ある商品開発でヒット商品を生み出し、好業績を維持している。

業績を牽引したのは、ドウシシャの強みである「開発型ビジネスモデル」事業。生活家電や季節商品などを自社で企画・製造し、付加価値を加えて販売する独自モデルだ。なかでも注目を集めているのが、「ゴリラのハイパワー」シリーズだ。ディスカウントストア「ドン・キホーテ(Don Quijote)」でもヒット商品となり、シリーズ累計販売台数は100万台を突破した。健康志向や在宅需要の高まりが追い風となり、好調に推移。結果として、この事業の売上高は341億2600万円(同15.3%増)、営業利益は41億2900万円(同75.9%増)と大幅な増収増益を記録した。

一方、メーカー各社の商品を扱う「卸売型ビジネスモデル」事業も、第1四半期の減収から持ち直した。売上高は235億5900万円(同1.3%増)、営業利益は19億9900万円(同4.9%増)と、着実な回復を見せた。

ドウシシャは同日、2026年3月期の通期連結業績予想を上方修正した。営業利益は108億円(従来予想98億円、前期比20.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は76億円(同67億円、同18.6%増)へと見通しを引き上げた。売上高は従来予想どおり1200億円(同5.3%増)を据え置いている。

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