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7つの源泉を用いた温泉に浸かれる箱根湯本『天然温泉 ご入浴・休憩処 和泉』で歴史を体感!

さんたつ

箱根町は国内屈指の温泉地としても知られ、温泉湧出量は全国第5位を誇る。箱根全山の至る所で温泉が湧き出ていて、その湯量もさることながら泉質の多彩さも魅力。箱根十七湯ともいわれ、多くのファンに愛されている。 『天然温泉 ご入浴・休憩処 和泉』は、箱根の玄関口で最も歴史のある箱根湯本温泉にある日帰り温泉施設。箱根湯本温泉発祥の源泉を含む、7つの源泉を引き、数多くの効能も自慢だ。

源泉跡や屏風図など、歴史を感じさせる

ロビーにはリクライニング可能な椅子やマッサージ機がある。

国道1号を少し外れた温泉宿が建ち並ぶ一角にある。元々は老舗和風旅館だったこともあって風情満点。一歩館内に足を入れれば、さらに驚かされる。無料の休憩室を兼ねているロビーには、明治時代に温泉を掘った際の岩盤の亀裂「横穴式源泉」の跡のほか、箱根町の重要文化財に指定されている『石引図屏風』も見られる。

豊富な効能自慢の源泉だからできる湯船もシャワーも温泉

早雲の湯にある露天風呂の合わせ湯。すべての源泉を合わせた贅沢な湯浴みが楽しめる。

この施設の自慢はやはり温泉。熊野(ゆや)権現直下から湧出する現存する箱根最古の源泉「惣湯(そうゆ)」を含めて7本の源泉を用いた無色透明のアルカリ性単純温泉。総湯量は毎分100~120ℓで、すべての湯船とシャワーで利用されている。
フロントの下田さんは「源泉から湧出する温泉を極力手を加えずに良質な温泉を湯船に注いでいます。美肌効果や神経痛、冷え性などの効能をぜひお試し下さい」と話してくれた。

温泉を満喫できる大浴場は、早雲の湯と権現の湯があり、曜日によって替わる。男湯になるのは、早雲の湯が木・土・日・祝、権現の湯が月・水・金。女湯はその逆になる。

箱根最古の源泉が注がれた内湯に入浴

のびのびと源泉を楽しめる古来湯。

まずは早雲の湯から。昭和初期に女性建築家がデザインしたという浴室は、どこかレトロでおしゃれな雰囲気。浴室中央には古来湯があり、惣湯が注がれている。手足を伸ばしてゆったりと入浴すれば、あまりの気持ちよさに「は~」と声がこぼれてしまう。
露天エリアには、眼前の山肌を望むダイナミックな合わせ湯のほか、つづみの湯がある。岩をくりぬいて作った洞窟風の風呂で、入浴すれば蒸気によって肌が潤い、いつまでも入っていたくなるほどの幻想的な雰囲気がある。

美肌の湯を目指して訪れる女性も多い

女性にうれしい美肌の湯が注がれている。

権現の湯の内湯は、pH値9.2という高アルカリ性の温泉で、肌がつるつるになるという美肌の湯だ。権現の湯を利用するためにあえて曜日を選ぶ女性も多いという。
露天エリアにはヒノキの香りが楽しめる檜湯と、バイブラが楽しめる泡湯があり、こちらも女性に人気だという。

明るく開放感があり、ヒノキの香りが心地いい檜湯。

個室を利用すれば畳の上でくつろげる

一人でも利用できる有料の個室。畳の上でくつろげるのもいい。

ロビーでひと休みするのもいいが、のんびりと過ごすならば有料の個室を利用しよう。定員3人の6畳や8畳が1時間1050円、定員5人の10畳が3500円で、浴衣(250円)の貸し出しも行っている。浴衣に着替えて、湯上がりにボーッとするのにも最適だ。
下田さんは「施設にはレストランや食事処はないですが、お弁当や軽食の持ち込みができます。詳しくはお問い合わせ下さい」と教えてくれた。

かつての老舗和風旅館。装飾や温泉などで歴史を感じていると非日常を過ごすことができるだろう。

天然温泉 ご入浴・休憩処 和泉(てんねんおんせん ごにゅうよく・きゅうけいどころ いずみ)
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本657/営業時間:11:00~21:00(土日祝は10:00~。最終受付20:00)/定休日:火(祝の場合は営業)/アクセス:箱根登山鉄道箱根湯本駅から徒歩10分

取材・文=速志 淳 写真=天然温泉 ご入浴・休憩処 和泉

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