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小田原文学研究会が発足 ゆかりある文学者に光を〈小田原市・箱根町・湯河原町・真鶴町〉

タウンニュース

総会に集まった発起人ら

小田原の文学を盛り上げようと、地元有志がこのほど小田原文学研究会を発足した。2月26日には、おだわら市民交流センターUMECOで設立総会が開催された。

同会が計画しているのは主に3つの事業で「小田原出身または居住した文学者・作家の作品の研究と顕彰する事業」、「同上の資料の発掘と整理、保存」、「その他本会の目的に沿った文学活動及び文芸的事業」。会長の石井敬士さんは「山田太一さんが湯河原に疎開して小田原高校に通っていたことは知られているが、近代以降になると、小田原とゆかりのある文学者の様子はあまり知られていない。小田原にはいろいろな文学研究の団体があるが、これからは連携していく行事ができれば」と話す。今後は23人の発起人を中心に活動していく方針で、発起人のひとり小泉政治さんは「小田原は明治以降、北村透谷、福田正夫、牧野信一など多くの文学者を生んできた。彼らの資料発掘、研究者育成をして、市民にも知っていただければ」と話している。問い合わせは同会小泉さん【電話】090・5409・3071。

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