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相模川のルアーアユ釣りで21.5cm筆頭に良型鮎が連発【神奈川・上依知エリア】

TSURINEWS

相模川で釣れたアユ(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

6月中旬、神奈川県を流れる相模川の上依知青少年広場エリアに鮎ルアー釣りに行って来た。相模川は6月10日ごろから減水が始まり、11日には活性がよかったアユだが、12日にはかなりの減水でトモ釣り、鮎ルアー釣りともに厳しい釣果と聞いた。「減水が安定して、そろそろよくなってくるかな?」と、14日に隙間時間を利用しての釣行してきた。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

相模川でルアーアユ釣り

相模川の上依知青少年広場エリアには、昭和橋を厚木側に渡り座架依橋方面に左折し少し車を走らせると、左側に上依知青少年広場入口の看板が出てくるのでそこの脇道に降りていく。

人気ポイントの昭和橋より釣り人が少ないことがある。昭和橋が混雑している場合には、こちらのポイントに来ることが多い。瀬があり瀬肩、瀬落ち、トロ場と、どのポイントも釣果が見込めるエリアなので、そこそこの収容人数も見込める。

相模川ポイント周辺略図(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

穴場的な上依知エリア

9時すぎに到着し、20分ごろ入川。水温は17.6度といい感じ。予報では夏日になるのではということで、日差しも強く絶好のアユ釣り日和。空いていた瀬落ちのポイントに入る。このエリアでは、1級ポイントのひとつだと思う。

当日のタックル(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

良型21.5cmアユ登場

3キャスト目にゴンと重いアタリ。竿を絞るとググッ?と絞り込まれていく。大きそうな感じがするので慎重にやりとりをする。

アユのバラシが気になる人は、やりとりの際に直ぐに竿を立ててしまったりしてはいないだろうか?すぐ竿を立ててしまうと、深く刺さり込む前に外側へ向く力に変わってしまい、身切れとなるのが早くなってしまう。アユ釣りはスレ掛かりのため、掛かったらハリが深く刺さり込むように竿を寝かせながらやりとりをすることを勧める。

寝かせながら流れから外して寄せていく。このやりとりもあまり長く時間をかけてしまうと、早い時期は身が柔らかいため身切れでバレてしまうので注意が必要。適度な距離に寄せたところで竿を立てて引き抜いたのは、21.5cmの良型だった。

21.5cmの良型(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

良型連続ヒット

続いて数キャストすると、ゴゴゴンとアタって19.5cm。またしても良型だ。対岸を見ると、何と川辺にシカが水を飲み?に来ている。この場所で初めてシカを見たが対岸でよかった。襲われたりとかは大丈夫だとは思うが、皆さんも気をつけてもらいたい。

シカに注意を(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

この瀬尻のポイントは見た目だけではわかりにくいが、流れが対岸の深み左岸側に流れ落ちている。そのため、ドリフトなどで釣る際も、立つ位置やキャストする位置に気をつけないとルアーの軌道や姿勢が悪く掛かりづらくなる。

川の流れを見て立つ位置を見きわめて、アップクロス気味にキャストすると、ちょうど流れを横切るようになる。うまく流してくるといいアタリがあり掛かってきた。

良型が揃った(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

最終釣果

11時すぎに終了し、釣果は7尾。サイズは21.5cmを頭に19.5、18、17、ほか15.5cmが3尾と良型揃いだった。

当日の釣果(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

まだ上依知エリアを釣行されたことがない方は、釣り場の混雑具合に応じて参考にしてもらえればと思う。

アユの塩焼き(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

<週刊つりニュース関東版 平賀精一/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年7月12日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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