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一軒の日本家屋が作り出す、唯一無二の癒し空間 『ころは-うつわと道具と喫茶室-』で、種類豊富な器とカレーを堪能してきました 三木市

Kiss

のどかな田園風景が広がる三木市口吉川町に、喫茶を併設したギャラリー『ころはーうつわと道具と喫茶室ー』があるとの噂を聞きつけ、取材に行ってきました。

外観は、昔の日本家屋そのもので、懐かしくホッとする雰囲気

もともと神戸市垂水区に店を構えていたオーナーご夫婦が、「いつか自然溢れる場所で店を持ちたい」という願いを叶えるべく、今年夏に移転されたお店です。

築100年もの歴史ある古民家を活用した、魅力たっぷりの店内

ひとたび扉を開けると、目の前に広がる光景に、筆者の心は一瞬で奪われてしまいました。

離れへの道のりも風情たっぷり♡

最低限の修繕のみを加え、昔のままの状態を保たれた店内は、土間、畳、離れなど、まるでタイムスリップしたかのよう。

そこに洗練された美しさがプラスされ、「お店」という概念を超えた、独特の雰囲気が味わえます。

温かみのある照明に照らされた美しい“うつわ“がズラリ

陶芸家である奥様を中心に、ご夫婦で取り寄せているというこだわりの器は、色や形はもちろん、ガラス、陶器、竹など素材もさまざま。

一つ一つをじっくり眺めて周りたくなるほど魅力的な器や道具達

今後は、さらに調味料や食品など、良いと感じたものは、どんどん取り入れて行く予定だそう。

週末には、お隣の農家さんが育てた野菜も並びます

月に一度展示会が開催されており、食器の入れ替わりも頻繁に行われているんだとか。まさに一期一会の出会いができる場所ですね♡

離れだけでもこんなに広々!取材時のテーマは「縄文土器」でした

離れは「ライブラリースペース」として利用することもできます。定期的にテーマが変更され、テーマに沿った図書と作品が一つの空間で味わえるという、魅力的な空間!

椅子も作家さんから取り寄せたもの。ここに座って自由に読書することも可能

歴史博物館のような雰囲気なので、手を触れてはいけないような感覚に陥りそうですが(笑)、「手に取ってじっくり選んでくださいね」とのこと。

陶芸家の奥様の作品も並んでいました♡

どこを見渡してもセンスに溢れ、ずっとこの空間にいたくなるほどでした。

「器のテーマパークにしたかった」とのお言葉通り、とにかく種類が豊富な店内。ここに来ればきっとお気に入りに出逢える!そう感じました。

喫茶室

同店のもう一つの魅力は、この喫茶室です。神戸のお店から変わらず提供されている、ご主人自慢のスパイスカレーが大人気!

「ころはキーマカレー」1200円(税込)※チーズトッピング+200円、ミニラッシー+100円 毎日限定50食なので、土日は要予約!

筆者は、スパイシーにチーズをトッピングしていただきました。

まず、目の前に運ばれてきて驚いたのが、添えられた副菜の種類の多さ。葉物野菜、さつまいもやかぼちゃ、ナッツ、長芋、キャロットラペなど、色とりどりで見た目も楽しいカレーです♪

マイルドかスパイシーか選ぶことができますが、さらに辛いのがお好きな方は、+50円で「ころはキーマカレーRED」を選んでみてくださいね!

「最後まで飽きないカレー」をコンセプトに、食感や味の変化にとことんこだわられたんだとか。

長芋の食感やナッツの甘み、新鮮な葉物野菜など、個別で食べても抜群に美味しいものばかりで、それをカレーに絡めることでまた別の味わい方ができます。

カレー皿が定期的に変わるのも、さすが器のお店♡

ピリッとスパイシーなカレーをベースに、食べる場所によって全く異なる味や食感を味わえる。まさしく「最後の最後まで飽きない絶品カレー」でした♡

「買い物したり、食べたりするだけでなく、この非日常の空間をゆっくり楽しんでもらいたい」とオーナーご夫婦。

来るまでの道のりも、店の周りを彩る大自然も、店内の落ち着いた雰囲気も。全てが心を癒してくれる、唯一無二の素敵なお店に、すっかりハマってしまった筆者なのでした。


場所
ころはーうつわと道具と喫茶室ー
(三木市口吉川町大島55)

営業時間
11:00〜16:30(L.o 16:00)

定休日
毎週月・火曜日

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