<おばあちゃんの本音>孫の世話ばかりしたくない!娘が私に孫を預けて遊びに行く……
みなさんはご両親とどのような距離感ですか? 遠方に住んでいてなかなか顔を合わせない方もいれば、近くに住んでいるから頻繁に会いに行く方もいるでしょう。なかには子どもをよく預かってもらうママさんもいるかもしれません。今回の投稿者さんは、お孫さんがいるおばあちゃん。何やら娘さんとの関係性に悩んでいるようです。
『娘の子どものお世話をしたくありません』
投稿者さんはどうやら「孫の面倒を見たくない!」と考えているようですね。もちろん価値観は人それぞれですが、そのような考えに至るには何か理由があったのでしょうか?
やっと育児が終わったと思ったら今度は孫の面倒?
投稿者さんは状況を詳しく話してくれました。
『私もこれからの人生やりたいことがたくさんあります。子どもも一人前になってやっとゆっくりできると思ったのに、なんでまた育児をしないといけないのでしょう? 自分の子どもの育児くらい自分でしてほしい! 面倒を見るとなると責任もついてまわるし、怪我なんてさせたらガミガミ言われます。娘が無責任に思えてきます。孫とはたまに会って可愛がるくらいの距離感がいいです』
子どもを一人前に育て上げてようやくゆったりとした時間を過ごせるかと思ったのもつかの間、今度はお孫さんの面倒を見ることになってしまった投稿者さん。「孫とはたまに会って可愛がるくらいの距離感がいい」との言葉通り、頻繁にお孫さんのお世話をしたくないようですね。
『これからは旦那と2人でゆっくり生活できると思ったのに、お転婆がすぎる孫娘の世話をしなくてはいけないなんて。私が孫娘を見ている間、娘は友だちと遊んでいます。そのせいか、娘はわが子にあまり関心がないようです。断ってもいいものでしょうか?』
投稿者さんは今まで一生懸命に育児をしてきて、ようやく旦那さんとのゆったりとした時間を楽しもうと考えていたのでしょう。しかし娘さんからお孫さんの面倒を見てほしいと頼られて、自分の時間がなくなってしまいガッカリしている様子がよくわかります。お孫さんの面倒を見ている間に娘さんが仕事をしたり必要な用事を済ませたり……という事情なのであればまだしも、自分がお世話をしているときに娘さんはお友だちとお出かけしているという現状もやや腑に落ちないのかもしれません。そして「お転婆が過ぎる」と表現されているように、お孫さんは元気いっぱいの子どもなのでしょう。体力的にも面倒を見切れないというのが、本音なのではないでしょうか。
続々と集まる共感の声。孫育てはしたくない!
「頻繁に孫の面倒を見るのは避けたい」という投稿者さんの主張に、ママスタコミュニティ内では「わかる!」と共感の声が寄せられました。
『わかる。孫なんて毎週面倒を見るものじゃない。毎週見てもいいくらい可愛いのは赤ちゃんのときだけだよ。幼稚園に行きだしたら年1回くらいでもいい。なんなら年1回も別になくてもいい。遠くからプレゼントやお年玉を送るような関係がいちばんいいよ』
『そうだよね、いつも頼られたらしんどいよね。やっと子育てから解放されたのに、また半分くらい子育てをさせられているようなものだもんね。可愛いからって何でもかんでも押し付けてもいいわけじゃないよね』
『投稿者さんの気持ちがわかるかも。やっと子育てが終わって自分の時間もできてやりたいことをやれるようになったのに、今度は孫の面倒を見ないといけなくなったら嫌だな。空いている時間やたまにならいいけれど、頻繁にはちょっと……』
『わかるわかる。孫が毎週末お泊まりにくるなんて無理。たまに本当に困っているときなら預かる。孫に興味がないではないんだけど、子育てが終わったのに今度は孫育てなんてとにかく無理。孫は時々スマホで成長を見て、会うのは年1くらいで充分と考えている』
「頻繁には孫の面倒を見たくない」と思っているみなさん。孫とは適度な距離を保ったまま可愛がれるくらいがちょうどいいと考えているようですね。なかには「年に1回程度でいい」と具体的な頻度をあげてくれた方もいました。お互いに少し恋しく感じるくらいの距離感がいいのかもしれませんね。
長かった育児がようやく終わりやっと少し自分の時間が持てると考えていた矢先に、娘さんからお孫さんの面倒を見るように頻繁にお願いされている投稿者さん。お孫さんのことはもちろん可愛いものの、「少しはゆっくりとした時間が欲しい」というのが本音なのではないでしょうか。投稿者さんに対して共感の声が集まっていることからもわかるように、一緒に暮らしているわけでもない限り頻繁に孫の面倒を見るのはあまり歓迎していないようですね。体力的にも精神的にも難しいところがあるのではないでしょうか。 さて「わかる!」との共感の声が寄せられるなか、投稿者さんと娘さんとの今後の関係性に対してアドバイスも集まった様子ですよ。
少しずつ預かる頻度を減らしてみては?
まずは「お孫さんを預かる頻度を減らしてみる」という作戦です。
『投稿者さんの家庭の問題でしょ。時代がどうとか、流れがどうとかではないですよ。孫の世話、育児の前に娘さんのしつけをやり直さないと。孫を預かる回数を減らしながら、娘さんにしっかりと面倒を見させてください』
『時代の流れは変えられなくても、わが子の行動の流れなら変えられるかもしれないじゃん。まずは少しずつ引き受けないようにしてみたら?』
ひょっとしたら投稿者さんが快く引き受けてあげているからこそ、娘さんも心のどこかで「頻繁に預けてもOK」と考えているのかもしれません。娘さんに頼られるがままに引き受けるのではなく、少しずつ断って預かる頻度を下げるというのもひとつの手でしょう。預かる頻度自体が減れば投稿者さんの負担もその分少なくなるでしょうし、娘さんも「あまり頻繁には預けないほうがいいのかな?」と考え直してくれるかもしれませんね。
時にはハッキリと断ることも必要
もしやんわりと断っても押し切られてしまいそうなときには、キッパリと”NO”と拒否することも必要でしょう。
『娘さんにキッパリと断ったらいいのに。投稿者さんがはっきりと断らないから、逆に「喜んで孫の世話をしてくれている」「親孝行ができている」と娘さんが勘違いしているのかもしれないよ』
『投稿者さんの気持ちをそのまま娘さんに伝えよう! 私の親は人生を謳歌しているから孫を預かったりしないよ。私の子どもは10才だけれど今までで5回も預かってもらったことないし、そのことに不満もない。そもそも近くに住んでいない。娘さんには「シッターにお願いしたら?」って言おう』
『一度快く引き受けたから、逆に「お世話したいのかな?」と思われてしまっているんじゃない? ハッキリ言ったほうがいいよ』
預かる頻度を低くしたり遠回しに断ったりしたとしても、投稿者さんの気持ちがダイレクトに伝わらない場合もあるでしょう。その場合には「預かるのは難しい」とハッキリ断る必要があるかもしれませんね。もしかしたら娘さんはわが子を預けることで、自分の母親である投稿者さんに親孝行をしているつもりなのかもしれません。双方の気持ちに齟齬が生まれている場合には一度断って、改めて自分の気持ちをきちんと伝えることが大切なのではないでしょうか。
お孫さんのお世話はたまにでOK!
お孫さんの面倒を見ている投稿者さんにエールが送られました。
『おばあちゃんが全部面倒を見るのは疲れるよね。基本的なお世話はママで、時々お手伝いするくらいがいいんじゃないかな。たまにオムツ替えをしてあげるとか、1時間遊びながらテレビを見るとか。そうすると疲れなくて済むよ』
『夫婦共働きで育児のすべてを親に任せている人もいるよね。おばあちゃんが小さい子を連れて公園やスーパーに行くのを見ると「大変だな」と思う。頼るのは悪ではないけれど、基本は自分たちでやらないと』
『投稿者さんは責任を持って育児をまっとうしたのだから、あとの人生は自分の意思で自由に生きたらいいと思う。娘さんは自分の意思で子どもを産んだんだから、責任を持って育児をしたらいい。手伝いは投稿者さんの隙間時間で十分だよ』
「お孫さんのお世話は時々でOK」と主張するママたち。お孫さんのお世話を引き受け、自分の時間がなくなってしまうとイライラが募ってしまうことも考えられます。まずは自分の時間をしっかりと確保することで、余裕をもってお孫さんをかわいがってあげられるのではないでしょうか。パパやママだけではどうしてもお世話の手が回らなくなるような非常事態もあるでしょう。そんなときにもし可能であれば手を貸してあげるくらいの距離感が投稿者さんにはちょうどいいのかもしれませんね。
育児が終わり「これからは自分の時間を堪能しよう」と胸を躍らせていた矢先にお孫さんのお世話を頻繁に頼まれて、腑に落ちない気持ちを抱えていた投稿者さん。ゆっくりとした時間を楽しもうと思っていたにもかかわらず、相変わらず忙しい日々を強いられてしまっては「こんなはずでは……」と考えてしまうのも無理はないでしょう。そんなときはまず、お孫さんのお世話を引き受ける頻度を低くしてみるところからはじめてみてはいかがでしょうか。それでも「面倒を見てほしい」と頻繁に頼られてしまうのであれば、「できるだけ程よい距離を保ちたい」と正直な気持ちを娘さんにハッキリと吐露してみてもいいでしょう。投稿者さんの気持ちが伝われば、お互いに適度な距離感を保った心地いい関係でいられるかもしれませんね。