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バス釣りの季節がやってきた! 良型サイズの期待が膨らむ春のチャレンジ

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バス釣りの季節がやってきた! 良型サイズの期待が膨らむ春のチャレンジ

みなさんこんにちは! 12代目アングラーズアイドルの池山智瑛です。基本海釣りメインの私が、今回は霞ヶ浦水系に出掛け「バス釣り」を楽しんできました!
バス釣りは4年ほど前に1度行ったきりだったんですが、バス釣りメインの方のお誘いで久しぶりに挑戦してきたというワケです。そんな今回、バス釣り初心者目線での釣り方の基本から楽しさまでを紹介していきたいと思います。

久々のバス釣りへ!春は期待が膨らむ時期!

冬場は水温が低いため、バス(ブラックバス)が釣れないわけではありませんが、活性が低く、初心者には難しい季節…。タイトルに「バス釣りの季節がやってきた」と書いたように、バスは比較的温暖な気候を好むため、春になり水温が上昇するとともに活性も上がり、積極的にルアーを追いかけてくれるようになります。これからが初心者でも釣りやすい季節なんです。
実際、昨年の11月ごろ、水温が低くなり始めた時期に2度チャレンジしましたが、4年振りの初心者には難しく…、釣り上げることができませんでした。

11月ごろ久しぶりのバス釣りに嬉しそうな私

なので今回は、「三度目の正直で絶対に釣ってやるぞ!」と意気込んでいました。さらに、春は産卵行動をする時期。産卵に向けて体力をつけるためしっかりと栄養を蓄えて、丸々とした「プリスポーン」と呼ばれるデカいバスがねらえるということもあります。「大きめのバスが見られると嬉しいな」という気持ちで釣りへ向かいました。

釣りスキルを上げるためにベイトタックルでチャレンジ!

まず、バス釣りで使う道具としては大きく分けて2種類あります。スピニングタックルとベイトタックルです。そのうち初心者が使いやすいのはスピニングタックル。なぜなら、バス釣りはルアーを投げる(キャストする)動作が多いんですが、スピニングタックルの方がキャスティングの動作を覚えやすいからです。
私も普段、海釣りの際にはスピニングタックルを使うことが多く、あまりベイトタックルを使用することはありません。しかし、釣りスキルを上げるためにも、今回はあえてベイトタックルを使いました。

ベイトタックルのよさとしては、手返しが早くなることやキャストコントロールがしやすいことが挙げられます。ベイトタックルを使用することで障害物の周りに潜むバスをピンポイントにねらいやすかったり、キャスト回数を増やすことができ、必然的に釣れる可能性が高まります。
しかし、ベイトリールに慣れていないとバックラッシュを起こしてしまうのがデメリット。「バックラッシュ」とは、キャスティングしたときにラインが余分に放出されてしまい、ぐちゃぐちゃに絡んでしまう現象です。一度ひどく絡んでしまうと、キレイにラインをリールに巻き直さなければならないため、釣りを一旦中断しなければいけません。釣りの最中にはストレスになります。

初心者の私はベイトリールに付いているブレーキを強めに設定しました。スプールの回転スピードに抑制がかかることでバックラッシュしにくくなります。また、「サミング」といって、ラインが放出されている間やルアーが着水する瞬間にスプールの回転を指で押さえて調節するテクニックも駆使し、バックラッシュが起きないよう気を付けながら釣りをしました。

一方、バス釣りに使うルアーはさまざまで、トップ(表層)をねらうハードルアーや、底から巻いてくるソフトルアー(ワーム)など数多くあります。今回の釣行でも状況に合わせていろんなルアーを使い、さまざまな釣り方を試しながら挑みました。

三度目の正直!果たしてバスは釣れるのか?

今回は11時ごろから釣り開始。霞ヶ浦水系の川岸から釣っていきました。
まずはベイトタックルで仕掛にワームを付けて、岸際に溜まっている藻などバスが身を隠しているであろう場所の付近を攻めます。ワームがそばを通るようにキャスティングして、リールを巻きながら探っていきました。

霞ヶ浦水系の川岸からねらう

しかしこの日は風が強くて、ねらった場所にキャストするのが難しいことが分かりました。そこで違う釣り方に変えてみることにしました。
風で流されているベイトをねらって岸際に潜んでいるであろうバスに的を絞り、キャスティングはせずに岸際ギリギリにワームを落とす作戦。落しては上げてを繰り返しながら、地道に足で探っていくことにしました。しかし全然反応がありません…。結局、反応のないままお昼を過ぎてしまいました。

午後、気温も上がってきてバスの活性が上がってきたのか、水面にバシャんとバスが顔を出す姿が何度かあったので、トップに現れるバスをねらうためにハードルアーでねらってみることにしました。しかし、それでもやはりアタリはなく、今日も釣れないまま終わってしまうのかという気持ちになってしまいました…。

さらに時間は過ぎ、夕方になって風が止んできたので、再度ワームに変えてキャストすることにしました。駆け上がりになっているポイントをねらって投げ、底を取りながらただ巻きするといった具合です。コツコツと底を感じながら巻いていると突然、「ゴンっ!」と一気に食われたようなアタリが! 「ついにきた!!」と思いながらフッキングして丁寧に巻き上げると、大きなサイズのバスが現れました。

ついに釣れたバスに満面の笑み

丸々としているビッグバス! ということでサイズを測ってみると、なんと48cm・1800gの良型サイズ! この時期にねらえるプリスポーンバスを、やっと釣ることができました。釣り場の状況に合わせていろんな釣り方を試しながら釣れた1尾だったので、とても嬉しかったです。三度目の正直成功です! 昨年から2回釣れなくても諦めずにチャレンジしてよかったなと感じた瞬間でした。

ねらっていたプリスポーンバス

今回は、普段私が釣りをしているフィールドとは違う「バス釣り」へのチャレンジでした。なかなか使わないベイトリールに苦戦したり、天候に悩まされたり…でしたが、「釣れてよかったー」です!
バス釣りは釣りの基本が詰め込まれている釣りともいわれているので、釣り初心者の方はもちろん、私のように海釣りが多い方もたまに挑戦すると、普段の釣りの質が上がるんじゃないかなと思いました。

今回は初心者目線での紹介ができたかなと思いますので、ぜひみなさんも春から夏にかけてバスが釣りやすい季節に挑戦してみてください。

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レポーター

プロフィール:池山 智瑛(ちあき)
2013年avexとCanCam開催「全国ぷに子オーディション」にて3500名の中から選ばれChubbiness(チャビネス)としてデビュー。ピコ太郎姉妹ユニットとしてアイドル活動し、2019年Chubbiness全員卒業とともに、ソロとしてタレント活動開始。2020年から3年間、三重県地域おこし協力隊としても活動。
X(ツイッター):@Chu_chiaki_avex
TikTok:@chicchi454
インスタグラム:
@chiaki_fishing (URL: https://www.instagram.com/chiaki_fishing/)
Youtube:釣りガール池山智瑛の田舎移住生活

 【受賞歴】
 釣りフェスティバル2021にて「12代目アングラーズアイドル」グランプリ獲得

 【レギュラー番組】
 ・2023年~ 三重テレビ「新・ええじゃないか」
 ・2023年~ ボートレース蒲郡YouTube番組「白熱ナイター」
 ・2022年~ テレビ埼玉「ロンブー亮の釣りならまかせろ!」
 ・2020年~ メ~テレ「ジョシばな」

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