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“豆腐におぼれる2日間” 糸満で食べ比べイベント、本日まで

HUB沖縄

 豆腐チャンプルー、ゆし豆腐、スクガラス豆腐。豆腐料理の多い沖縄の中でも、沖縄本島最南端の糸満市は、特に豆腐文化の豊かな地域だ。糸満市内の豆腐店を中心に13店舗のゆし豆腐を味わえるイベント「あじまマ市ゆし豆腐」が19、20日に糸満市場いとま~るで開催されている。「豆腐におぼれる2日間」とやや刺激的なサブタイトルのついたこのイベントのレポートをお届けする。

糸満市民の味

 島豆腐は糸満市の広報誌でも取り上げられるほど市民に親しみ深い。「あじまマ市」は糸満市場いとま~るが毎回テーマを変えて定期開催している。今回のイベントでは糸満市内豆腐店10店舗、市外豆腐店3店舗が出店した。出店店舗は以下。

 糸満商店、アマン食品、徳門豆腐、糸満ト豆腐、久保田豆腐、宇那志豆腐、ざはとーふ、大竹豆腐加工所、真栄里豆腐、ミナミ株式会社(以上、糸満市)、川上食品(沖縄市)、山田とうふ店(金武町)、池田食品(西原町)

 ゆし豆腐の他、八重岳ベーカリーの「島豆腐のおからパン」やOkaraokara 「おからスプーン」など、豆腐に関する商品を取り扱った出店もあった。

 イベントを発案したのは、島とうふ企画代表の金城直弥さんだ。金城さんは、市町村単位よりもさらに小さな字単位で商圏を展開している豆腐文化の多様性に魅せられた。

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 島豆腐への想いを胸に昨年「島豆腐フェスタ」を企画していたが、新型コロナウイルスの影響で中止となっていた。今回は一念発起の開催となる。

小さなカップ販売でたくさんの食べ比べ

 イベント初日、10:50に到着。11時開始だが、案の定会場には市内外問わず人が集まり始めており、静かにその時を待っていた。

 会場に置かれていたチラシの裏には、市内ゆし豆腐を販売しているスーパーなどの情報も記載されており、リピートしたいと思った人への配慮も感じられる。

 今回のイベント1番の目玉は食べ比べサイズでの販売のみというところにある。各店多くの種類のゆし豆腐を食べ比べするため50円100円の二種類のカップのみで販売を行う。金城さんは「自分がやってみたかったことを形にした」と話してくれた。

食べ比べてみて分かった発見

 みんな食べ比べることに真剣なのか、人が多くいるにも関わらず会場は静かな雰囲気。あちこーこー(熱々)のゆし豆腐を慎重にカップに注ぐスタッフ、黙々とゆし豆腐に舌鼓を打つ客、みんなのゆし豆腐愛に会場は熱気に包まれていた。

 私も実際に食べてみることにした。ミナミ株式会社、徳門豆腐、宇那志豆腐、大竹豆腐加工所、池田食品の5店舗に絞り、50円カップで食べ比べた。一緒に来た息子にとっては初めてのゆし豆腐、反応はいかに…。

 一つずつ食べ比べると、味・硬さ・舌触り・密度・塩加減・深みなど食べ比べることで感じる発見が多くあった。息子も「くれくれ」と催促するほどゆし豆腐は美味しかったようだ。その中でも私は宇那志豆腐の香ばしい豆腐の味わいに気づけたことには驚いた。また息子は塩味が少なく甘味を感じた大竹豆腐加工所を食べた瞬間、他とは違い目を見開き、手を叩いていた。1歳児でも味の違いを感じられる、食べ比べは楽しいと感じた。私としては息子と共に豆腐におぼれ楽しめたイベントで大満足だった。

20日まで開催中

 あじまマ市ゆし豆腐~豆腐におぼれる2日間~は本日20日まで開催している。各店心を込めた豆腐の違いを感じ、新たな世界に触れながら、あなたも豆腐におぼれてみませんか?

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