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雑に設置されたクリスマスツリー “ピサの斜塔ポーズ”で地元民大笑い(英)

Techinsight

「ピサの斜塔」お決まりのポーズで写真撮影を楽しむ地元住民(画像は『BBC 2021年12月1日付「Gosport wonky Christmas tree straightened」(LIZZIE ELSHAW)』のスクリーンショット)

このほどイギリスで、市の中心にある大きなクリスマスツリーが斜めに傾いたまま設置された。大雑把な市の仕事に地元住民から批判が殺到すると思いきや、不格好に仕上がったこのクリスマスツリーを「ピサの斜塔のようだ」と笑い飛ばす人が続出しており、傾きを支えるお馴染みのポーズでクリスマスツリーの写真を撮るなど楽しんでいる。しかし批判の声もあがっており、翌日にはまっすぐに修正されたことを『Portsmouth News』などが伝えた。

英ハンプシャー州ゴスポート市ではクリスマスに向けてツリーを設置してイルミネーションを点灯するはずだったが、予定日に強風が吹き荒れていたために延期されていた。

地元住民が市の中心に立つ立派なクリスマスツリーを待ちわびるなか、先月24日夜にようやく設置されたのだが、多くの人が首をかしげる事態となってしまった。

大きなモミの木がそびえ立ち、たくさんの赤いオーナメントと青色や黄色の電飾で飾られた煌びやかなクリスマスツリーには変わりないのだが、なぜか大きく傾いた状態で設置されたのだ。

クリスマスツリーの設置作業を見たという同地域に住むジャン・リチャードソンさん(Jan Richardson)は「トラックから木を降ろすところを見ていたけど、風が強くて大変そうでしたね」と明かしている。

作業環境の悪さも影響したのかもしれないが、同市の評議会広報担当者は原因について「輸送中のトラブルで破損した」と明かしており、その結果ツリーを正しく設置しても傾くようになってしまったそうだ。

一度ツリーは設置されたものの翌日には業者が持ってきた新しいツリーと交換され、真っすぐに立つクリスマスツリーがお披露目された。

市の対応は迅速なものであったが、珍しい傾いたクリスマスツリーは瞬く間に多くの人の目を引き大きな話題を呼んだ。一部の人はイタリアの世界遺産である「ピサの斜塔」に見立て、傾きを支えるお決まりのポーズでクリスマスツリーとの撮影を楽しむ人もいた。

ジョークとして笑い飛ばす人もいるが、市のお粗末な仕事ぶりに怒りをあらわにする人も続出している。これには理由があり、ゴスポート市は過去にもクリスマスツリーに関してトラブルが発生していたからだ。

2019年に市が設置したクリスマスツリーは、見た目が酷いもので「ただの茂みのようだ」と表現されるほどだった。すぐに新しいものと交換されたが、2018年の31000ポンド(約460万円)よりも多い38400ポンド(約575万円)もの税金を使ったにもかかわらずこの出来であったことに市民から批判の声が殺到していた。

同市評議会の議長であるグラハム・バージェスさん(Graham Burgess)は「今回新しくされたツリーの費用に関しては、税金を使うつもりはありません」と明かしている。

続けて「パンデミックが起きている現状にもかかわらず、今年もクリスマスのデコレーションをお届けすることができました。これ以上のロックダウンが起きずにクリスマスを乗り切れるよう願っています。また人々がクリスマスを楽しめるように祈っていますが、お気をつけください」とコメントしている。

画像は『BBC 2021年12月1日付「Gosport wonky Christmas tree straightened」(LIZZIE ELSHAW)』『Portsmouth News 2019年11月27日付「Gosport residents’ anger over ‘half a bush’ Christmas tree」(Picture: Kim Fuller)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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