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【札幌】確かな技と愉しさを併せ持つ。道産食材で四季を映す「日本料理 秋水」

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季節によって内容が変わる「鮨八寸」
二人の仕事をする様が近くで眺められるカウンター席が人気

扉を開けるとほんのりと漂うお香の香り。広々としたカウンター席の向こうから田安兄弟が親しみやすい笑顔を向けてくれます。

カウンター席のほか、会食や仲間との食事にオススメの個室は3つ用意。水の流れる音が聞こえたり、絵やアートなどが随所に飾られています。

 

 

 

息のあった兄弟の仕事を、臨場感とともに楽しめる

店主の田安透さん(左)と、弟で料理人できき酒師でもある将人さん(右)。

店主の田安透さんは日本料理一筋で、札幌のホテルを経験したのち調理師専門学校の先生を8年、その後ニセコの美食宿などで料理長を務めました。数々の料理コンクールでの優勝経験があり、書や水彩画も嗜む多才な経歴の持ち主。また、弟の将人さんはホテルで日本料理で修業したのち、様々なジャンルや沖縄での経験も積みきき酒師の資格も取得。この二人がタッグを組み、今年9月にこちらをオープンさせました。

今月のひと皿「鮨八寸

季節によって内容が変わる「鮨八寸」

今月のひと皿「鮨八寸」は、二つに分かれる器に7品ほどの料理が並ぶ見た目にも華やかな八寸。かわいらしい手毬寿司、熱々のさつま揚げ、焼きサバの棒寿司などが並びます。自ら足を運び、つながりをもった生産者から仕入れる旬の北海道食材を、手間ひまかけて仕立てる料理で丁寧にもてなしてくれます。

美しく繊細なお椀

利尻昆布、マグロ節で毎日時間をかけて引くだしに、新潟の藻塩のみで味付けしたお椀。ふくよかで繊細な味付けが、体にやさしく染み渡っていくよう。

コースは8800円、12100円、16500円の3種類。

日本酒は道産酒をメインとしながら、店名と同じ「秋水」という熊本のお酒もあります。

研ぎ澄まされた包丁の技術、時間をかけて引いただしのふくよかさ、そして握り寿司で締めるという贅沢さ。それでいて手の届きやすいお値段、お二人の和やかな雰囲気に、リラックスして過ごせる稀有なお店です。

 

季節ごとの絵やアートなどが随所に飾られているのも楽しい。絵は田安透さんが書いたもの。

こちらの店名「秋水」は、透さんの書の先生からもらった雅号だそう。

 

日本料理 秋水
(ニホンリョウリ シュウスイ)
TEL:011‐213‐0195
住所:北海道札幌市中央区南7条西3丁目2belle7番館3F
アクセス:地下鉄すすきの駅5番出口より約4分
駐車場:なし
営業時間:17:30~22:00
定休日:日曜、祝日

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