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やさしい小ヘッド! ヤマハ「RMX VD アイアン」には“2021年的ちょうどよさ”がある

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やさしい小ヘッド! ヤマハ「RMX VD アイアン」には“2021年的ちょうどよさ”がある

オグさんです! 今回はモデルチェンジしたヤマハ「RMX(リミックス)」ブランドの新モデル「RMX VDアイアン」をお借りしましたので、こちらの試打レポートをお届けいたします!

ヤマハ「RMX VD アイアン」

小ぶりなサイズでもミスに強い!

ヤマハのアスリート向けブランド「RMX」シリーズがモデルチェンジを果たし、「RMX VD」(リミックス ブイディー)シリーズとして生まれ変わりました。VDのVは向きやベクトルを表す「Vector(ベクター)」、Dは方向を表す「Direction(ディレクション)」、それぞれの頭文字から取られています。
ヤマハがNo.1になるべく、直進安定性に重要な慣性モーメントを追求した意欲作です。

今回お借りしたVDアイアンは、「ピンを狙う」ための性能を詰め込んだモデル。やや小ぶりなサイズにもかかわらず、ミスへの強さと安定したスピン性能を実現しているんだとか。

現代のアイアンに求められている性能を有した、ど真ん中のモデルと言ったところでしょうか。
さっそく実物を見ていきたいと思います!

バックフェースには大きな音叉マークとRMXのロゴが入ったバッチが付いていますが、あえて色を使わず、メタルチックな外観に仕上げています
RMX VD アイアン・#5
RMX VD アイアン・#7
RMX VD アイアン・#9小ぶりなサイズではありますが、適度な厚さのブレードと、これまた適度なグースネックのおかげで、難しさを感じさせない顔つき。とても美しい形状です!
高強度のクロムモリブデン鋼を使用した一体鋳造構造。ピッチ幅の狭い鋭角化された溝にすることで、悪条件でも安定したスピン性能を発揮してくれます
前作よりバウンス角を大きめに設定し、ソールの抜けを向上させています。ダフりのミスにも強そうですね

ロフト:#5 26°/#6 29°/#7 32°/#8 36°/#9 40°/PW 45°

ロフトは、7番で32°。アスリート向けモデルとアベレージ向けモデルの、ちょうど中間の設定です。飛距離を追求すればするほど、グッドショットの時とミスした時のギャップが生まれやすくなりますから、安定した結果を重視した仕様というのが、ロフト設定からもうかがい知れます

シャフトは2モデルをラインアップ。ともに日本シャフトのスチールで100g台の「MODUS3 TOUR105」のSフレックスと、90g台の「NS PRO 950GH neo」のSフレックス。
重量はさほど変わりませんが、シャキッとしたMODUS TOUR105に対して、しなやかにしなる950GH neoと、振り味に違いがあります。自身でしっかり振っていきたいならMODUS、しなりを感じてタイミングを取っていきたいのであれば950GHがおすすめです。

こちらは「NS PRO 950GH neo」

構えやすくて“ちょうどよさ”がある

初見の感想は、「構えやすい!」でした。小ぶりでありながら適度なブレードの厚さが、ヘッドサイズによる頼りなさを感じさせません。美しいヘッドシェイプで、上級者にはもちろん、中級者にもプレッシャーを感じさせないバランスのよい顔に仕上がっています。

いつものようにドライバーで40m/s程度のヘッドスピードで試打を開始。高弾道で適度なスピンをともなった弾道が飛んでいきます。ヘッドはポケットキャビティ構造を採用しており、その効果もあって直進性も高いですね。好感を持てたのがつかまりの味付け。ちょっとだけつかまるといった感じに仕上がっていて、上級者にも扱いやすく、中級者にはやさしさとして作用する”ちょうどよさ”を感じました。

打感はややソリッドながら、いきなりはじき飛んでいくようなものではなく、ちゃんとフェースに乗っているフィーリングを感じられます。独特の気持ちよさがありますね

ヘッドスピードを高めると弾道も高くなった

ヘッドスピードを43m/s程度まで高めてみると、さらに高弾道になりました。高さだけでなく距離もちゃんと伸びてくれ、ロフト設定の割りに距離が出る印象です。もう少しロフトを立てれば距離の出るアイアンに仕上げることができたと思いますが、あくまで結果を重視した仕様になっています。

ミスへの許容性ですが、このヘッドサイズからすればかなり高いと言えます。トゥ、ヒール、どちら側にオフセンターヒットしても、高さも距離もあまり落ちませんでした。

ミスに強いのですが、半面操作性は高いとは言えません。小ぶりな分、ヘッドの追従性や操作性は持ち合わせていますが、ボールを曲げようとしてもあまり曲がってくれません。操作性を求める方は、軟鉄鍛造の「VDツアーアイアン」が用意されていますからそちらを選んでね! ということなのでしょう
ヘッドが小ぶりなため、スイング中にフェースローテ―ションがしやすく、ヘッドの操作が容易です。ヘッドのこの動かしやすさが振りやすいと感じる方も多いので、振りやすいけど曲がりが少ないアイアンをお探しならVDアイアンを試す価値はありますよ!
右に打ち出して帰ってくるドローを狙って打ったデータです。右に打ち出すことはできていますが、思ったより戻ってこない。このアイアンの性能をうまく現している弾道だと思います。スピンは割と多め。それでもボールスピードが高く、距離はしっかり出ています

安定した弾道でシンプルにプレーできそう

VDアイアンは、「120アイアン」の後継モデルに当たります。素材や構造を120から継続しながら、サイズをやや小ぶりにし、飛距離性能やミスへの強さにさらに磨きをかけてきました。VDアイアンは、現代のアイアンに求められるニーズをしっかりと詰め込み、実戦力を高めた魅力的なモデルに仕上がっています。さまざまなライから、安定した弾道でシンプルにプレーをしたいと考える方におすすめのアイアンです。

ライバルモデルは、ピン「i59」やテーラーメイド「P790」といったところでしょうか。2021年は、アスリートの好む形状やサイズを持ちながら、ミスに強く直進性の高いアイアンが多いですね! 小ぶりでやさしいモデルをお探しなら、今年のモデルは狙い目ですよ!!

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