半年の無病息災願う 平塚八幡宮 8月6日まで
平塚市浅間町にある平塚八幡宮(宅野順彦宮司)の境内に、8月6日まで植物のカヤで編んだ直径約3・8mの茅(ち)の輪(わ)」が設置されている。
毎年6月と12月は、知らず知らずのうちにに犯してしまった半年間の罪やけがれを払う神事を行う。6月は「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」という。
6月28日は、平塚八幡宮附属つるみね幼稚園の園児と保護者約120人が、茅の輪を八の字にくぐる「茅の輪くぐり」に参加した。
同園父母の会の熊谷陵会長は「昨年12月に入園したので参加は2回目。神社の幼稚園らしい行事で良いなと思う。日々の穢れがとれた気がする」と話し、息子の陽佑くんは「楽しかった」と喜んだ。宅野宮司は「神社にとって大事な神事。天気が心配だったが、無事執り行えて安心した」と話した。