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阪神の“鯉キラー”大竹耕太郎がお得意様相手に登板 広島・森下暢仁は昨年「0勝4敗」の天敵退治なるか

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広島・森下暢仁と阪神・大竹耕太郎のインフォグラフィック

昨季「6勝負けなし」の鯉キラー


“アレンパ”に向けて今季もここまでセ・リーグ首位を快走している阪神。それでも未だ混戦模様であることは変わりなく、交流戦を前に着実に現在の位置を固めていきたいところ。上位対決となる22日の広島戦は、“鯉キラー”の大竹耕太郎で必勝を期す。

済々黌高から早稲田大を経て、2017年の育成ドラフト4位でソフトバンクに入団したプロ7年目の左腕。現役ドラフトで昨季から阪神に移籍すると、新天地で才能が開花。チームトップ12勝を挙げる活躍で優勝に大きく貢献した。

実はその12勝のうち、半分に当たる6勝は広島相手に稼いだものだった。昨季の対広島は7試合の登板で6勝負けなし、防御率0.57という驚異的な成績。敵地マツダスタジアムでも4戦4勝、防御率0.68とまさに“鯉キラー”と呼ぶべき数字だ。

今季初対戦となった5月8日の試合でも6回1失点と好投。味方の援護なく白星はつかず、チームも接戦の末に敗れたものの、阪神・大竹の対広島の“不敗神話”は途切れていない。今季も変わらぬ相性の良さを発揮することができるだろうか。

昨季0勝4敗の阪神と今季初対戦

一方の広島は大卒5年目の森下暢仁が今季6度目の先発。ここまで3勝1敗で防御率1.39と安定した投球を続けているが、森下は大竹と対照的に昨季阪神戦で苦戦を強いられた。

昨季の阪神戦は5試合の登板で0勝4敗、防御率4.55という成績。昨季喫した6敗の半分以上を阪神につけられているのだ。

今季初対戦で苦手を払拭する白星を挙げることができるか。天敵退治のためには大竹の攻略が不可欠となるだけに、打率.364と好調なバッティングにも注目したい。

【セ・リーグ】
巨人・堀田賢慎-中日・小笠原慎之介(東京ドーム)
ヤクルト・小澤怜史-DeNA・ジャクソン(神宮)

【パ・リーグ】
日本ハム・福島蓮-オリックス・カスティーヨ(エスコンF)
西武・隅田知一郎-ロッテ・種市篤暉(ベルーナドーム)
ソフトバンク・和田毅-楽天・荘司康誠(京セラD大阪)

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記事:SPAIA編集部

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