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固ボディ×苦カラメルの基本型が人気?! 極上プリンが味わえる東京の喫茶店5選

さんたつ

とろとろのスプーンですくうタイプではなく固いカスタード、ほろ苦いカラメルが広がる昔ながらの正統派プリンが、空前の大ブーム!? 新店から老舗まで、独自の味とビジュアルが光った極上のプリンを提供する5店をご紹介。売り切れ前に滑り込もう!

COFFEEHOUSE NISHIYA[渋谷]

エスプレッソと共に、テンポ良く味わう

カスタードプリン500円(左)、繭形の生クリームをのせるプレミアムプリン550円。

「プリンの核は、カラメルです」と、カウンター中央に立つオーナーバリスタの西谷恭兵さんは、きっぱり言う。卵と乳製品からなるカスタード味に個性を与える、唯一無二の存在だからだ。曰く、「ポイントは、とろみと色」。皿に流れずにまとわりつく粘度、透明感のある琥珀(こはく)色が、シンプルなボディを覆う。極上のエスプレッソと味わえば、足早に過ぎる都会の時間が一瞬止まり、うならずにはいられない。生クリームは、コーヒーとブランデーが潜む大人味だ。

ビジュアルを大切に仕上げる西谷さん。
地域密着、街角のかっこいいとまり木だ。

『COFFEEHOUSE NISHIYA』店舗詳細

COFFEEHOUSE NISHIYA
住所:東京都渋谷区東1-4-1/営業時間:11:00~18:30LO/定休日:不定/アクセス:JR・私鉄・地下鉄渋谷駅から徒歩8分

カフェ・フェルマータ[武蔵境]

週4日、午後3時に登場するヘルシープリン

懐かしい、毎日食べても飽きない美味しさ。自家製プリン(数量限定)540円、ドリンクセットは760円~。

スプーンを入れると、ボディがほのかに薄茶色。色の正体はきび砂糖で、角のないやさしい甘さが持ち味だ。ふんわりのった生クリームは乳脂肪分が高く、乳そのものの自然なコクがやさしい甘みにマッチする。「卵の混ぜ具合からオーブンの湯煎の温度まで、始終気を抜けない、繊細なおやつです」と、スタッフの岡島智花子さん。丁寧にお店で手作りしているむっちり固め食感のプリンは、大人にも子供にもファンが多い。

図書館1階にあるので、作りたくなったら2階のお菓子の本棚へ。
図書館司書を目指す学生スタッフがお店にあう本をセレクト、気になる本がいっぱい。

『カフェ・フェルマータ』店舗詳細

カフェ・フェルマータ
住所:東京都武蔵野市境南町2-3-18 武蔵野プレイス1F/営業時間:9:30~20:30LO/定休日:水/アクセス:JR中央線・西武多摩川線武蔵境駅から徒歩2分

喫茶セピア[柴又]

デパートの「お好み食堂」味を目指して

昭和のプリンはコーヒーセットで1100円。ミニプリンアラモードもある。

合羽橋の食器店で、ステンレス製スタンドのデッドストックを見つけた店主の長谷沢貴世子さん。「いつかこれを使ってプリンを出したい」と、心に決めた。以来、何度も試作を繰り返し、開店から少し遅れてデビューと相成った。器の上でプルンと揺れる程よい固さ、控えめの甘みは生クリームを纏(まと)ってちょうどいい。BGMは昭和歌謡。「思い出が蘇(よみがえ)るのでしょうか、食べながらウルウルする人もいるんです」。缶詰みかんの酸味も、しみる。

昭和に子供時代を過ごした人がピンとくるマンガ、雑貨がいっぱい。
踏切のすぐそばに。

『喫茶セピア』店舗詳細

喫茶セピア
住所:東京都葛飾区柴又7-4-11/営業時間:11:00~17:00LO/定休日:火・水・木/アクセス:京成金町線柴又駅から徒歩1分

4/4 SEASONS COFFEE[新宿三丁目]

酸味あるコーヒーに合う、ビターカラメル

和風の器にカラメルがあふれそうな、クラシックプリン600円。

一晩静かに寝かし、より固く濃厚に仕上げる。注文が入ると、型底に手を当て人肌の温もりでカラメルを溶かし、ぱかっ。たちまち皿はビターなカラメルの海になる。たっぷりかけて口に運ぶと、ん? ほのかな酸味を感じるではないか。きび砂糖と、隠し味にアマレットを使うことで、焙煎浅めの酸味あるコーヒーに合う味が完成している。焙煎の音と香りに包まれ、しみじみ味わいたい。

型から出す瞬間。

『4/4 SEASONS COFFEE』店舗詳細

4/4 SEASONS COFFEE(オールシーズンズコーヒー)
住所:東京都新宿区新宿2-7-7/営業時間:12:00~17:30LO(土・日・祝は11:00~)/定休日:無/アクセス:地下鉄新宿三丁目駅から徒歩3分

ヘッケルン[虎ノ門]

想像以上の大きさにあっと驚くはず

特製ジャンボプリン400円。サイフォンで淹れるコーヒーとセット700円。

53年前の開店時に考案したレシピを、毎日作り続けるマスターの森静雄さん。体の反動と手首のスナップをきかせて型から出す様には目を見張る。カラメルはとろみとコクを出すべく、「1時間と20秒、さらに3秒火にかけて1日置くんだ」。卵味が際立つなめらかなカスタードに、型からかき出すカラメルは初めもったり、お客に出すまでの数秒でスーッと溶ける。売り切れても「今から作ります」との声に、1時間以上じっと待つファンも。

マスターの森さん。
オフィス街の路地裏に。

『ヘッケルン』店舗詳細

ヘッケルン
住所:東京都港区西新橋1-20-11 安藤ビル1F/営業時間:8:00~19:00(土は~17:00)/定休日:日・祝・第2土/アクセス:JR新橋駅から徒歩7分、地下鉄銀座線虎ノ門駅から徒歩5分、都営三田線内幸町駅より徒歩5分

取材・文=松井一恵 撮影=オカダタカオ

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