参院選 社会保険料を比較
7月3日に参院選の公示、20日に投開票が行われる。7月8日「長野智子アップデート(文化放送)」では、元日刊スポーツ編集局長の久保勇人が各党の社会保険料の考え方を比較した。
久保「ポイントとしてあげられるなと思ったのは現役世代の社会保険料の問題です。維新が物価高対策であるとか、給付か減税かという争点を差し置いて、自分たちの最重要課題として打ち出しているのが現役世代の社会保険料を下げるということ、これが国づくりの根幹になるはずだと主張しているのが凄く目立っています。ただ同じようなことは野党のほぼ全てが言及しています。ただ下げ方であるとか、どれくらいの規模にするのか、そこで野党も色んな考え方とか主張の違いが出てきます。金額でいうと、維新は年間6万円引き下げましょう、社民は個人負担を半分にしましょうというような言い方をしています。共産とか社民とかれいわは40歳以上が負担する介護保険の国の負担の割合を上げることによって、個人負担を軽くしていきましょうというような言い方をしています。それから参政党は税金と社会保険料の国民負担率を上限35%に抑えていって、抜本的な税制改革のもとに福祉の財源を考えていきましょうという主張をしています。ちなみにいうと税金と社会保険料の国民負担は財務省のデータによると今40数%ですので、かなり大胆な提言になると思います」